『サバイバル・ウェディング』第9話

靴のなかに生魚入れるのはどうかと思うけど、でも想像するに触感的にはわかる気がする。わたしは毎日11センチのヒールを好んで履いてるんだけど、靴底ってほんと微妙で、クッションを入れればいいってもんじゃないんだよね。ジェルタイプなんか絶対無理で、3ミリぐらいの厚さの中敷きでも甲のところかややきつくなってしまったりするぐらいなんで、生魚を潰せばちょうどいい薄さかつクッションになるってのはわかるかも。絶対やりたくないけどw。
で、この図々しすぎる「ルブタンの靴買ってください」という編集長へのおねだりはなんか意味があったんですかね?。“自らの手でルブタンの靴を履かせた黒木に思わず見惚れてしまった編集長”ってのはソレとして、さやかって6桁もするものを他人に「買ってくれ」と言うような女なのか?。編集長は結婚できたら買ってやると言ってくれたけど、このままだと結婚の話はなかったことになりそうだから他人に幸せにしてもらうのではなく自分の力で幸せになるという決意のあらわれとして「この靴は自分で買います」となるんだとしても、「この靴を履いたお前ならどこでも自分の足で立てる」と編集長が柏木王子との結婚の後押しをするんだとしても、それでも「買ってくれ」といった事実は消えないよ?。
値段を聞いて驚いたものの試着だけでもと勧められ、履いてみたさやかに編集長から「結婚できたら買ってやる」と言ってくれたってことならいいんだけど、自分からおねだりはないわー。ないわー。
前回の感想ではさやかがどんな選択をしようがそこに興味はないと書きましたが、さやかはこれ和也とよりを戻して結婚して仕事も続ければいいんじゃないかなと思うんだけど。
今のさやかの状態って、かつての和也と同じだと思うの。和也の場合は好きだけど結婚とかはまだ考えたくなかったのに対しさやかは結婚したい気持ちはあるという違いはあるにせよ、相手に対してしてることは同じだよね。だから今のさやかならあの時の和也の気持ちを理解できるだろうし、二股かけるクズであることも知ったわけだし(それは和也に対する「カード」として持っておけばいいし)、なんだかんだでさやかには和也(程度の男)が一番合ってるんじゃないかと思うなぁ。