- 作者: 白井智之
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2018/01/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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読み終わって帯を見返してそうであったことを理解しましたが『少女20人の死』がテーマだそうで、20人×5篇で計「100人」ということか・・・と思いかけたけど、100人を殺すのではなく100の方法だからそういうわけでもないのか。まぁ・・・なんでもいいや(笑)。
そのテーマを5つのジャンルで描きわける趣向ですが(あれ?最近そういう構成の本を読んだ記憶が。今の流行りなのか?)、ジャンルは違えど根底にあるのはミステリーというか謎解きでして、しかもそこのところだけはしっかりと説明がついてる(納得させられる)ものでして、だからなのかあの頃の戸梶圭太がどこまで行っても「なに言ってんだコイツ意味わかんねえ!」であったのに対しこれは設定・状況こそ狂ってるものの理性的というか、雑に言うなら「話通じるじゃん!」感がすごくある。理解できるって大事。