『アンナチュラル』第6話

前回のあのラストから中堂の広がる闇にミコトは呑みこまれずにいられるか!?的なターンに突入するのではないかと思ったわけですが、オリンピック期間中であることが関係しているのか否かわかりませんが今回はミコトと東海林の距離感であり関係性を改めて描く一休み回でした。刑事の目から逃れるために入った店で適当に「似合うー」とか言ってたのに次の瞬間試着してんのワロタw。それはそれこれはこれなのよねw(このお店わたしが大好きでよく行ってるとこなので二人の好感度更にアップ!)。
でもそんななかでも松重さん所長は中堂の事情・目的について大概のところは承知してるっぽくて、そのうえでミコトが中堂に協力する気であることを「お目付け役に最適」だと中堂自身に言えるような間柄であることと、木林さん曰く「マスゴミ」である有起哉の・・・宍戸か(調べなきゃ役名わからなかった)はフリーの立場であり以前UDIに貼られていた脅迫文の送り主であることが明かされ(+警察でも掴んでない情報を得る腕がある)、と共に宍戸の『ターゲット』は中堂であることがわかったと。加えて宍戸と六郎が繋がった。というより六郎が宍戸に“捕えられてしまった”というほうが正確かな。
『友達じゃない』をキーワードに本筋とは直接関係ない(であろう)「ミコトと東海林」の話とこちらは本筋に繋がる(であろう)「宍戸と六郎」を並行・対比させて描くところはさすが。
そしてサラッと大倉孝二の毛利と竜星涼の木林さん(木林さんにだけは「さん」をつけたい)にカッコいいとこ用意してくれたのにはガッツポーズ!!。
毛利のほうはミコトと東海林ですらちょっとときめいてしまうほどのツンデレ調の優しさと気遣いを見せ、木林さんは「善処します」の一言で笑顔のまんま社用車でゲートを突破するというトンデモ行動をとっても不思議じゃないどころかますます「コイツ何者だよ!?」感が強まるという、立ち位置はそのままでありながらキャラクターの魅力を増すあたりも上手いわー。特に毛利はこれまで憎まれ口を叩いてるイメージだったのに、東海林(とミコト)を気遣ったことが唐突に見えなかったもんね。そういう一面もありそうだし、でも意外な感じもあって(だから二人がときめいたんだろうし)、演じる孝二の巧さと相まって毛利の好感度ストップ高よ!!(木林さんは最初から好感度高かったんで)。
とまぁレギュラーキャラについては総じて満足ですが、ゲストの・・・・・・デートレイプに加えてビットコイン詐欺というイマドキ犯罪に手を染めるクソ野郎どもが・・・はじまる前から死んでた東海林の“お目当て”のほかは全員ヒーロー出身者勢揃いとか・・・・・・。
いや虎太郎(仮面ライダー剣)が伊達さん(仮面ライダーオーズ)を殺し、続けてゲキレッド(ゲキレンジャー)も殺そうとしたところをキョウリュウレッド(キョウリュウジャー)が止めにくるとかそういう視点で見ると「うわおーう!」ってな感じだけど、気持ち的にはちょっとふくざつ・・・・・・。