『コードネームミラージュ』第20話「乱れル」

いろいろとわからないことはあるけどそれはさておきとにもかくにもミラージュ&ロビンのカーアクションくっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっそカッコよかった!!!!!!!!!!!!!!。
マシンガンとハンドガンを使い分けつつあれだけの人数+ヘリと車を的確に無効化していくミラージュ&ロビンがカメラワーク含めて最高にカッコよくって震え痺れたわー!。
並走しつつロビンが開けた運転席側のドアから飛び乗りそのまま助手席に移動し箱乗りしながらマシンガン連射とかもう興奮のあまり頭掻き毟らずにはいられなかった。
つーか真一なんだよね。眼鏡でスーツといつもの任務遂行スタイルでありながらなかなかに荒々しい戦いっぷりで、それがなんともいえずエロくてだな!敵の人数が多すぎますと言いつつ戦えるか?に「はい。戦えます」と答えてくれたロビンを撫でる真ちゃんの手が優しいやさしいYA・SA・SI・I!!。
ていうかあれですよ。眼鏡スーツでマシンガン斜め掛けする人ってわたし初めて見た気がするんだけど、最高オブ最高とはこのことかと!!。
ミラージュ&ロビンの戦いがあらゆる意味でほんと凄すぎたんで霞んでしまいはしたけど、サンダーのガンアクションもなかなか良かった。車のドアの下からまず足を撃ち倒れたところをトドメ刺すのとか多分ミラージュさんがやったらスタイリッシュの塊みたいな感じになるだろうにサンダーさんはどこか泥臭い感じがして、こんな外見してんのに実は熱血的な、サンダーの人間性が見えた気がした。
で、御崎はミラージュに出動を命じなかったもののミラージュは御崎に言われたように「自分を見失わな」かったから鯨岡の脱走を止めるべく現れたのかと思いきや、スモークの復讐のつもりだったのか、命じられたからではなく自分の意志でもって鯨岡を処理するために行動したわけですが、「自分を見失うなと言っただろ」と再び御崎に言われ鯨岡への殺意を抑え堪えたということは、自分を見失わないために鯨岡を殺そうとしたのではなく自分を見失いかけての行動だった・・・ということか。
でもアジフライ定食を食べようという気になったのだったら最悪の状態は脱したのだろうとホッとしたのも束の間、真一は鯨岡の連絡先を手にしてしまった。そして恐らく鯨岡はミラージュが以前対峙したときとは違うことに気付いてる。無感情ではなくなっていることに。それにより鯨岡の中でのミラージュの“価値”は変わるのか。
命じられたことは自分の連絡先を“あの男”に伝えることだけだと思うのだけど、もののついでか“ユヅルを殺した男”に文字通り真剣勝負を仕掛けるも毒というハンデに関わらず負けたうえに命を取られなかったという屈辱を与えられた由比について「生かしておいたことを後悔することになるのでは」とわざわざロビンに言わせたことも気になるなぁ。
そしてなにより左門字と鯨岡の関係はどうなってんだ!?ってな話。
前回を見終えた段階でわたしはこの二人は手を組んだんだと思ったし、だから検察への護送中に逃亡を企てていることを見抜いた御崎に処理ではなく生け捕りを命じたんだと思ったのだけど、事はそう簡単ではなく、鯨岡の真の目的はどうやら検察のトイレで骸骨と思しき清掃員と接触する?ことにあったようだと(一瞬骸骨と鯨岡が入れ替わったのかと思ったけど、どれほどの技術があろうともあの短時間あの状況で入れ替わるのはさすがに無理だろう)。
でもミラージュがこういう形で介入しなかったならば鯨岡は恐らくヘリで逃亡できてたんじゃないかと思うの。
でも鯨岡はスモーク処理の後遺症でミラージュが使い物にならなくなっていることを知らないよね?。だから“あの男”によって逃亡は阻止されるだろうから結局検察へ行くことになると。本当の目的は検察でトイレに行くことであり護送中の逃亡計画は御崎=K13へのカムフラージュだったってなことか?とも考えたけど、でももしそれを左門字が知っている(共謀している)のであれば、ミラージュ抜きのK13では鯨岡の逃亡を阻止できない可能性について考慮しないはずがないよね。繰り返すけど実際ミラージュがいなかったら多分逃げられてたわけだし。そしたら検察のトイレを使った何らかの計画は果たせないことになる。
てことは、左門字と鯨岡は手を結んでいない、ということになるのか?。すれ違った清掃員を見やる左門字は意味ありげだったけど、左門字だから意味ありげに見えただけであって何の意味もないってな可能性も十分あると思うし。
あーこれからどうなるのか楽しみではあるけど、冷凍魚を武器にして戦ってたあの頃は平和だったな・・・・・・という気もする。不安や心配などなくミラージュさんのアクションにウッハウハできていたあの頃は良かったな・・・って。