『緊急取調室』第1話

面白いとか面白くないとか以前の問題としてだな、なんでこの役の哲司に眼鏡かけさせないの?。
ツンデレかと思ったら最後の最後で天海さんの後姿を曰くありげな表情で見送ってたけど、裏というか、含むところがあるキャラであるならなおさらここは眼鏡だろう!!。
基本はゲスト容疑者を迎えて1話完結形式のようですが、容疑者の身元に気づいたのは外部の人間(罪を被せられた弁護士)だわあっという間に爆弾の設置場所が判明するわと初回だってのに思いのほか雑というかショボイというか、お粗末だろうが頭脳戦(心理戦)で押し切ったならまだしも結局泣き落としってなぁ。
つーか肝心の天海さん演じる主人公が全く魅力的に見えないってどうよ。哲司演じる梶山がどうしてもと所望し真壁を引っ張ったってな話だけど、そこには何らかの事情があるからにしても真壁の“交渉力”を買ってもいるんじゃないの?。わたしはそうだと思ったんだけど、その真壁の能力というか有能さが描けたとは到底言えないよなーと。実は子供が二人いましたってのは1話の“仕掛け”なんだろうけど、そういう背景があるならば冒頭の立てこもり犯に対するやり方は、撃たれない(交渉することで犯人も人質も自分も無傷で収められる)という自信があったにしても旦那を亡くした二人の子を持つ母親として無茶で無謀で無責任な行動だと思えてしまうし。
それに、この百戦錬磨っぽいオッサンたちはそれぞれ“落としのプロ”で、それぞれの得意技(得意ジャンル)でもって容疑者を丸裸にしていく・・・ってなドラマなのかと思いきやありがちな人情ドラマだったもんで逆に驚いたんだけど、このぶんじゃこの先内容に期待できないとしても、だったらせめて哲司をだな!哲司の色気を全面に出すべき!。雪降る中であまみんとすれ違いそうになる瞬間のあの色気を!前面に!!。提供バックの緊取メンバーを率いる哲司のカッコいいことといったらもうもうもうっ!今からでも遅くないから「コンタクトの調子が悪くてな」の一言で眼鏡かけさせるといいわっ!!。
あとスピンオフとかやってるらしいんでキノコともこみちのモツナベコンビをコメディ要員というか愛されコンビ的な感じで作ってるつもりなんだろうけど、高嶋弟に対する一連の言動が刑事以前に人間としてクソすぎて“愛すべきキャラ”になるとは思えない。確かに彼らは自分の職務を果たしただけだしその上殺されかかったってんで謝罪の気持ちよりも怒りの方が強いのは解るけど、でも冤罪と判って釈放するときのあの態度は高嶋弟に恨まれて当然だと思うわけで、そういう自覚がある、自分たちも悪かったと考えられる人間であるならば(悪い人間じゃないと描きたいならば)高嶋弟にちゃんと謝罪するシーンを入れるべきだったんじゃないかなぁ。緊取に対する「ちっちゃ!」い反発はこれから天海さんたちと関わる中で変わっていくのでしょうが、最初の印象って結構残るもんだから。ま、まぁ?小物でヘタレな眼鏡先輩を守る体力自慢のイケメン後輩はそれなりによかったけどー(笑)。
その点篠井さんは素直に可愛い(笑)。


なんてことを思いながら見てたEDクレジットに眞島さんのお名前があってこのわたしが眞島さんを見逃した!???と顔面蒼白になりました。そんで直後に超安堵した(笑)。眞島さんに気づかなかったとか万死レベルですから。
って、ああああああああああ!哲司があまみんに抱く複雑な感情って、眞島さんと関係してるんじゃないのコレええええええええええ!!?。