『リミット』第10話

居場所がなくて喫煙所で寝てる五十嵐がのっそりした猫みたいで可愛いと思ったら、マスコミに言われるがまま生徒の名前を確認するもやがてそれが何のための確認作業なのかに思い至りブルブル震えながら激昂する流れはさすがだった。生徒パートが完全に間延び(引き延ばし)してるんで、ドラマ自体を五十嵐目線で作ったほうが緊迫感とか焦燥感とか出て良かったような気がするな。
日向のほうはなぁ・・・・・・・・・もっと非道な理由、それこそ日向が今野たちに言ったように「一人だけ生き残った可哀想な高校生」として日本中に顔を売り、それを足掛かりに有名人になってウハウハ人生送るつもりだとかさ、あとはもう年頃男子ですから襲う気だったとかさ、そういう理由のほうが面白いのに、これ事故もしくは正当防衛みたいなもんじゃん。そういうことなら薄井の死に自分が関わっていることを言えなかったってのはまぁ女子どもの殺伐状況を思えば理解できるとしても、だからって今野以下全員を殺すしかないってのはさすがに飛躍しすぎだよなぁ。
でもまぁ薄井に関しては日向がそう言ってるってだけでほんとのところはどうなのかわかんないし、バレたからには全員殺そうと思える(そういう思考の)人間だってことだからこれから悪人として覚醒するかもしれないわよね!・・・と思ったら崖から飛び降りて死のうとするみたいだしー。
ていうか次回誰かが1人生還するみたいだけど、あの足元からして日向の線は消えたってことですよね。女子のスカート脱がせて履いて帰還するのでもなければ(笑)。