
- 作者: 新堂冬樹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/07/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- クリック: 2回
- この商品を含むブログ (2件) を見る
見るからに中身スッカスカなんだけど、それにしたって回想シーンという名目でかなり長いターンで同じ描写をそっくりそのまま繰り返すって、映像ならばともかく小説でやることかなぁ。ページ稼ぎとしか思えない。オタク描写も夕方のニュースの特集コーナーでやるようなレベルだし。
医者が医療ミステりー書くのと同じことなんだろうなぁ・・・とは思いながらもこのところの新堂作品にはやたらと芸能要素が入っててややうんざり。芸能界もこれまで描いてきた裏社会と繋がってるわけだからせめてそこで“新堂らしさ”があればまだしも、セーブしてるってか今現在自分が属している世界だからか明らかに甘め描写でエグさ全然ないんだもん。もはや小説を書くことは新堂プロの運営資金を稼ぐためなのでしょうが、それわかった上で読む『読者』のこともちょっとは考えてほしいです。