さくら心中

桜子が産んだ子供の父親が勝だと周囲バレしたものの子供は実家で引き取って育てるということでさしたる問題にもならなそうなので拍子抜けしてたらまさかまさかの桜子と比呂人は兄妹じゃなかったでエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!?ってところまで見ました。
つまりお義父様は桜子を愛するあまり比呂人に桜子を取られまいとして「血の繋がった兄と妹である」という嘘を吹き込み、だからと言って桜子を自分のものにする勇気も覚悟もないからだったら死ぬお!いっそ死んじゃうお!ってなことだったわけか。ロリコン親父・・・・・・・・・どこまで身勝手なんだ・・・。
サヤカが黒化するのは予想通りだったけど、そこまでの過程にひとひねりあったのはさすがと言うべきか。親友が自分の男と肉体関係があることを隠してたってのはよくあるパターンだけどさ、二人は血の繋がりはないとはいえ兄妹の関係で、その上自分の男(旦那)の子供を出産したことを堂々と宣言してるわけよ?。この時点で全力ギレしてもいいと思うのに、夜中にパジャマで一方的に駆けつけ授乳する桜子を見守ってくれてるわ子育ての本買って勉強してくれてるわサルボボ作ってくれるわでまさしく「仏様」のような振る舞いなんで逆になんだこの女は・・・・・・?と思ったんだけど、そうか・・・愛する男の子供だからか。頑張って育てていればいつか勝が子供の母親として桜子ではなく自分を見てくれるのではないかと思ったからか。サヤカ・・・健気すぎんだろ・・・。「おっぱいタイムはノーサンキューよ!って言おうかしら」がサヤカにとって精一杯の意思表示・・・だったんだろうなぁ。名言すぎるぜ「おっぱいタイムはノーサンキュー」。
だからサヤカは全く悪くないし、むしろそうやって自分の気持ちを抑えて奮い立たせて頑張ってたわけだから思う存分黒化すればいいよ、いやするべき!!とすら思うんだけど、でも桜子とサヤカって『親友』なわけでしょう?。比呂人のこと知らんのかいな?。勝が桜子のことを女として愛してることには気付いてただろうけど、その桜子は他に好きな男がいるってこと知らんかったのかなと。あ、でもカレンダーの裏にあったラブレター見つけても全くピンときてなかったから比呂人という名前どころか桜子にそういう男がいたことすら知らなかったのかな。サヤカも勝のことをそこまで好きだと桜子には言ってなかったみたいだし、恋バナするのが親友の条件だとは思わないからそういう関係もアリだとは思うけど、それにしたって桜子と勝が親友であり妻であるサヤカにまで比呂人のことを隠さねばならないと考えた理由がさっぱり解らん。現実問題さくらを育てるために一番大変な役目を担うのはサヤカなのに。桜子命の勝はまぁ・・・とにかく「さくらは俺の子じゃ!俺と桜子がセックスして出来た子じゃ!」と思いたいからなんだろうけど、桜子はちゃんと説明するべきだろうが。何も言わないどころかあったり前の顔して子供の世話させるとかマジであの女性悪すぎる。
てか比呂人とは兄妹なんかじゃなく赤の他人であると知った桜子の回想あれなんぞwwwww。血こそ繋がってないものの父親だと思ってた男が実は自分を女として愛していて心中したいとすら思ってた、そしてそれが無理だからと自分の本当の母親と心中したなどという衝撃の事実(ですよね?)を聞かされたというのにそんなことはお構いなしとばかりに「比呂人さん、はやくいらっしゃい!ウフフアハハ〜」ってさぁ・・・自分の立場ってもんをわかってなさすぎんだろw。脳内花畑通りこして恐ろしくなるわ。つーか妄想の中だとしても徳山アニキにそんな恥ずかしいことさせんな(笑)。
てかさ、わざわざ桜の花を押し花にして一筆添えてプレゼントしたりだとか手紙の内容だとかを見ると、比呂人ってすごくロマンチストさんだと思うのよね。電波だけど超現実派、それも自分に都合のいいように現実を見ることに異様に長けた桜子と違ってストレートな意味でロマンチストなんだと思うの。だから蔵人である自分と蔵元のお嬢さんである桜子との恋は立場上許されない恋なんだってなシチュエーション、つまり“秘密の恋”であるからこそあんなラブレターを書いたんだろうに、自分の知らんところで桜子はしっかりちゃっかり子供を出産しその父親が自分であることも思いっきり明かされてるってなぁ・・・。蔵人の世界がどういうものかは存じませんがそれでも横の繋がりはそれなりにしっかりとしたものなのではないかと想像できるわけで、「比呂人が高山のいさみ酒蔵の娘さんを孕ませたらしい」と蔵人業界で噂されるのも時間の問題だろうなーと。一切自分の与り知らぬところでそんな展開になってたと知ったロマンチスト比呂人さんのハートが心配ですっ><。
で、心配と言えば勝兄ちゃんの脳内ですよ・・・。てっきり桜子の子供の父親は自分である=俺と桜子は愛し合ってるんじゃ!と思い込みたいがためにさくらは俺の子じゃと公言してるんだとばかり思ってたのに、比呂人と桜子に血の繋がりがないと分かったら「実は比呂人の子なんだ」と明かし、じゃあ勝兄ちゃんはどうするのかと思ったら「でも俺が育てる」ってマジで意味わかんねーんだけどw。その上サヤカがなんでぶちキレてんのか考えもせずまるで自分が被害者みたいな顔して「頭痛くなるから黙ってろ。まったく訳わからん女じゃ」と言ってのけ、実家に帰ると飛び出してったサヤカを「桜子、その女止めてくれ」って最悪すぎんだろ。せめて「サヤカを止めてくれ」と言えよと。俺が世話をする!と大見得切った直後に母親が世話してるとかどんなコントだよw。なんつーか、あの親父にしてこの息子だよなぁと。
あとかとうかずこの義母もなw。妊娠を隠して嫁入りしたってだけでも親としては土下座モンだろうにその上“借金のカタ”という意味合いがあるわけでさ、なのにおっぱいタイムの送り迎えをさせられるという一番の貧乏くじ引かされた当人を招きいれ、口では一応詫びたものののうのうと茶飲んで世間話するとかほんっとにこの家の人間イカれすぎだろw。
つーか桜子の雄一に対する言動はなんなんですか。雄一は息子に躾と称して体罰を与え、それがどう見てもやつあたりな時点でダメ男なのは間違いないんだけどさ、でもその体罰の理由ってかキッカケは「息子の桜子への態度」、なんだよね。イライラの原因は桜子で、そのイライラを晴らすための体罰スイッチも桜子。桜子が約束だからと「抱きたいんでしょ。いいわよ」と下着姿になっても「そんな丸太みたいなの抱けるか!」と言ってベッドから蹴り落とすのがせいぜいで、さらに蹴るでもなく強引に犯すでもなく、挙句「少しぐらい愛情もってる“フリ”ぐらいしてくれてもええやんか〜」に「無理です(キッパリ!)」とか言われる雄一が気の毒すぎるw。お前「ワシが守ってやれたらええんやけど・・・」なんて言うなよ!そこまで自分を貶めることないだろうがと。これだけ非道な仕打ちをしてる雄一がそうまで言ってくれてるってのに「私が守ります!(あんたの手は借りない!)」とか言う性悪クソ女のどこがいいのかと。旦那に断りもなく仕方がないから暫くの間だけなんつって堂々と他の男の子供を連れ込み、旦那の階下の両親にバレるだろってなもっともすぎる心配に対しては「数時間起きにおっぱいあげりゃおとなしくしてるはず」と適当な発言で押し切り、挙句義理の息子(小学生)に赤ちゃんの世話をさせるとか桜子マジマジ最強すぎるw。これもしもケンちゃんが面倒見てるときにさくらに何かあったら間違いなく桜子は容赦なくケンちゃんのことぶん殴るだろw。
で、神保社長の愛人のブサイク女はなんだかんだで有能すぎ(笑)。この女を飼いつつ桜子には手を出さない神保社長の好みが分からなかったんだけど、能力込みで囲ってるわけですね!納得しました!w。