『SPEC 〜警視庁公安部公安第五課未詳事件特別対策係事件簿』庚の回「覚吾知真」

「そいや鹿野さん、定年まであとどのぐらいじゃったき」
「あと5年だ」
「そりゃ大事やね。わしゃまだ32年もある。32年もすっとぼけた猿芝居なんてできんわ。わしゃデカじゃけ」
「・・・俺だってデカだよ」


イケメン刑事載寧猪俣になんかフラグ立ったあああああああああああああああああああああああああああああああああ!
載寧の口から「デカ」と聞くとめっさ昂ぶる!!!!!!!!!!!!!
ていうか大丈夫!?殉職フラグだったりしませんか!?(大歓迎!)。なにやら馬場管理官もどこぞの組織に属してそうな雰囲気なんで尊敬する馬場管理官に裏切られてウワー!っとなるイケメンデカが見られたりしますかっ!?。てか雅ちゃんを巡る三角関係!?なによそれっ!?首つっこみすぎた猪俣が撃たれる→それを目撃した雅ちゃんが半狂乱で取り乱す→それを見た野々村係長は雅ちゃんの本当の気持ちに気づいてガックリ・・・とかそんな展開が待ってたりしますかっ!?!?。


「自由」に向かって歩いていく冷泉哲司の後ろ姿が男前すぎて痺れました。ずるずるジャージなのに。頭モップなのに。あれだけのスペックの持ち主なんでこれからも争奪戦が続くんだろうし、突如言い出した「あと半年で日本が滅びるとしたら」ってのは単なる例えではなく冷泉にとっての終末・・・なのではないかなーなんて思ったりしちゃったんだけど、なんとか自由を満喫してくれることを祈ります。
ていうか「詐欺師時代の冷泉」が見たかった。さぞかし胡散臭かったに違いないw。
津田の身体がごろりと路上に投げ捨てられたのにはえええええええええ!?撃たれたああああああああああ!と心底驚いてしまったわけですが(われながら素直すぎるぜ・・・)、「死ぬなよ、冷泉」って呟きは津田の“本音”だったと思うので、津田は“悪い人”ではないのかなーと思った。ていうかほんとに「サブコード」「サブアトラス」なるものを書き換えようとしているメジャー系の組織から守ろうとしていたんだなと。
で、怪しげな空間で将棋指しながら中野のメンツ潰されんなよとかなんとか言ってる二人の男、声が両方とも桔平の声に聞こえるんだけどどういうこと。わざわざタバコとライターが撃たれた前後で同一なのを見せているってことはどちらも「津田助広」であるってことだろうけど、肝心の“撃たれた津田”がwiiや将棋やってる津田と同一とは限らないよね。なんでか冷泉の移動車にあったのはレモンではなくミカンだったし。そこから撃たれた津田は替え玉だったのではないか?と考えられるけどでも将棋シーンで津田が二人いるっぽい演出がなされてたのが気になるなー。
中野ときたら頭に浮かぶのはもちろん陸軍中野学校ですが、それが母体というか元を正せばそこへ行き着くグループが存在していて、その一部か全てかわかりませんが、現在公安内部に食い込んでいると。そこで行われている研究の過程でSPECの存在を知り、研究材料にするためか、はたまた危険な存在だから抹殺しようとしてか、とにかくSPECを巡るバトルに参戦を決めたということかな。で、撃たれたはずの津田がピンピンしてた件については津田クローン説を推したいw「オレが死んでも変わりはいるもん」的な!w。中野が行っていたのはかつては死なない兵士を作るため、現在は国を動かす要人に万が一のことがあった時のスペアを用意するためのクローン研究だったのだー!とかね。つーかもっと単純に津田は分身SPECの持ち主なのだー!でもいいけどw。


そしてそしてついに眼鏡城田が本気出してきたーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
地居のSPEC予想はひとまず置いておくとして、志村妹のこめかみあたりに触れる手つきエッロ!眼鏡であれってエーーーーーーーッロ!!!!!!
で、あの絵は前回猫にご飯あげてたニノマエを思い出させたんだけど、もっと小さい少年の絵だったよね。志村妹はなんとなく頭に浮かんだビジョンを絵に描いたっていってたけど、ニノマエの姿なのだとしたら何故地居が動いたのか、ってことになるよな。あれ?あれあれあれ?これまさか城田と神木さんが実は兄弟だった展開来ちゃったりしちゃったりして!?。城田と神木はSPECを違法(私欲)に使う人物を人知れず処分する歳の離れたSPECハンター兄弟だったして!?。じゅるりっ。
二人の関係がどういうものにせよ、地居が志村妹に対して取った行動は、あの絵と描いたことを含め絵に纏わる記憶を消したってことで間違いないかな。で、地居のSPECが「狙った記憶を消せる」だけなのか(“だけ”じゃねーけどw)、「記憶の改竄」までできるのかってことで展開が全く変わってきそうだよなー。もし改竄も可能なのだとしたら、プロポーズの過去も、それからニノマエとの対決すらも植えつけられた記憶ってこともあるかもしれないし。
しっかし毎回毎回よくもまぁこれだけ盛り上げてくれるもんです。ここまできても着地点どころか一つ先の展開すら読めないとかまじでどんだけー!。