ROCK MUSICAL BLEACH DX 『THE ALL』@新宿コマ劇場

全力でドキドキしてきました。こんなにも心臓がドキドキバクバクして血液がグツグツダーダー滾って流れる舞台ってないと思うの!休憩含めて3時間ぐらいの舞台なんだけど、大袈裟でなくまるで一瞬のように感じてしまうほどときめきと興奮のるつぼなの!!こんな思いが出来る、こんな時間をキャストとともに過ごせるわたしは幸せものだと思います。
ありがとうブリミュ。ありがとうキャストの皆さん。ありがとうスタッフの皆さん。ついでに原作者にもありがとう!w。


↓以下内容に軽く触れてるんで知りたくない方はご用心ください↓



一護がルキアと出会い死神の力を与えられ、ルキアを捕らえに恋次白哉兄様がやって来るところから始まるんだけど、いきなりわたしの目の前に白哉兄様が登場してパニック。わたしだけでなく周囲もアワアワw。心の準備ができてなくてまじでみんな“ちょ!!!!!”ってアタフタしてたw。
白哉兄様の裾を掴んだ一護の手をルキアが蹴っ飛ばす動きが完璧なる再現度でその時点で早くもふるふるきちゃったんだけど、次の瞬間幕が開くと隊長副隊長がズラーーッと並んでて『BLEACH』を歌うのです!ものすごい迫力!コマ劇って音が伸びる会場だと思うんだけど、声のパワーが半端ないの!全員揃ってのキリっとバリっとした歌声が会場中にガツンと響いて、もうブルッブル震えを押さえるのに必死だった。あと涙堪えるのにも必死。1曲目から涙目。なんだろうあの一瞬で魂を鷲掴みしてステージ上へ、ブリミュの世界へ攫っていってしまう迫力は。てかまじでカッコイイんだよ、隊長副隊長が勢ぞろいした絵というかシルエットが。圧倒されて、それこそ霊圧に押しつぶされそうになる感じ。もう誰見ていいかわからなくて本気でパニック。全力でパニック。
コマ劇はかなり大きな会場なんでどうしてもステージからは遠い後列席でも楽しめるようにって意図もあったと思うんだけど、客席登場がほんとに多いんですよ。誰がいつどこから出るとか把握しきれないぐらい多い。その広い会場の通路を多用する演出+扇状に広がる客席が尸魂界の空間を感じさせてくれて、すごくよかったと思う。昨日も書いたけど、コマ劇とブリミュの相性がこんなにもいいとは思わなかった。これはいい驚きでした。一幕のラストで客席の最後方近くのど真ん中で一護がルキアに「助けに来たぜ!」って言うとこなんてこれ以上はないってぐらい最高の演出だったもん。あの一護はまじでヒーロー!キングオブナイト!!心の中でキャアアアアアアアアアアアアアッ!いちごおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!って絶叫したもんw。しかもわたしは運よく16列目で見れた回があったんで、目の前で十一番隊の隊員さんたちによる俺たち十一番隊はすごいんだぜ!それに比べて四番隊は弱えええ!を見れてハワワワワワ・・・って倒れるかと思いました。今回中身が詰まりすぎるほど詰まってるんであんまり遊べるところが少ないんだけど、これがあって良かった。じゃないと息吸う場所がないんだものw。花太郎の悲鳴も声といいタイミングといい完璧w。花太郎かわいいよ花太郎。

バトルは、一護対一角戦、一護対恋次戦、一護対剣八戦、恋次白哉戦、一護対斬月戦、一護対白哉戦、藍染日番谷戦、それぞれ短くはあったけどでも充分満たされる出来でゴゴゴゴゴゴオッ!って燃えまくったんだけど、何より一番燃えたのは夜一対砕蜂戦!。もうかんっぺきにやってくれて感動しまくり!下手したら一番長かったんじゃね?と思うほどのフルボリュームで拳握りまくり!!二人ともすごすぎる!!!昨日もちょろっと書きましたが、ほんと「すごい」としか言えないのがもどかしい。朽木隊長と戦う恋次と斬月と戦う一護の心と叫びがシンクロするところとか分かってるのにやっぱりぶるぶる震えたわ。あとそうだ!剣八東仙もあったんだ。こうやって思い出すと改めてすごい詰め込みっぷりだよなぁ。
あとね、それに加えて乱菊姐さんとイヅルの姉弟対決もあったのよおおおおおおおおおお!わたし生乱菊さんって見たことないからある意味今回のメインは晴美さんの乱菊姐さんだったんだけど、乱菊さんがらみのシーンって好きなのばっかりだからほんと満足!。てかもうやっぱりギン乱の「ごめんな」は反則だってば・・・・・・それが2回あるんだよ!三人が虚圏に上っていく時実際に台詞として言うのと、行ってしまったギンを想う乱菊さんの回想の中(こっちは録音?)でと2回も!!もうねもうねもうね、これぞハァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン☆ですよ!遊佐様ヴォイスじゃないけどトゥティーほっぺた垂れたな・・・・・・・・・・・・と激しく思ったけどハァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン☆ですよ!!!しかもね実際の台詞では割と飄々とした感じで言うんだけど、乱菊さんの回想の中ではすごく優しくて、でも切ない「ごめんな」なんですよ。ああ、乱菊さんにはそう聞こえてるんだなって思うともうキュンキュンだよ。たまらんのよ。乱菊さんの「うわあっ!!おっぱいこぼれるかと思ったじゃないですか!」もあったしね!乱菊さんにお詫びを言いにきたイヅルと「ギンがなんぼのもんじゃーい!」ってべろんべろんになるのもあったしね、おまけにそこへ修兵くんもやってきて「うわ!吉良おまえべろんべろんじゃねーか!」もあったしね!!乱菊さんの投げキッス☆をあ!ちょっと待って!!って真剣に追いかけようとする乱菊さんすきすき修兵くんも見れたしね!!てかあのなおやんかわいすぎるからね!ほんとおかしいからね!!あーもう楽しすぎてどうしよう。
ギンと言えば、ルキアを甚振るシーンがすっごいよかったです。ルキアの頭に手をかけて「・・・嘘」って言うのとかもう全力でキャーキャー><><トゥティーすてきすてきキャーキャー><><(ほんき)。ここルキアもめちゃめちゃすごくて、アアアアアアアアッ!って絶叫も、『崩された覚悟』もものすっごい鬼気迫る熱唱と演技だった。前述の通りコマ劇は音が広がる会場なんで、空気がビリビリ振動してたもん。
で、ギンといえばイヅルですがw、まずね、イヅル対雛森を止める日番谷隊長の「二人とも動くなよ」は動きといいシルエットといい声音といいやはり完璧!!!これは誰にも文句言わせないわ。「雛森くんに刀を向けてしまった」って呆然とする表情がイヅルでしかなくて、ここでも泣きそうに。『月よ教えてくれ』はマジで泣きそうだった。『月よ〜』の後でギンに「ついておいで、イヅル」と言われた時の呆けたような顔はほんと絶品。栄基さんはイヅルをやるために生まれてきた人と言っても過言ではないわ!もはやイヅルそのものだもの。それはトゥティーのギンもそうで(こっちの場合は魂が、だけどw)、もうこの二人の三番隊を見ることはないのかなぁと思うとちょっと尋常じゃないほどの寂しさを感じます。ラブ三番隊。
とかいいながらわたしが心底ラブなのは藍染隊長なんですけどねw。昨日もちょろっと書きましたが、コマ劇だけあって回り盆も多用しててうまいことセットチェンジしてるんだけど、藍染隊長が回り盆に乗って正座で登場するところはほんとバロスだったwww。でもその直後の雛森くんの肩に羽織をかけてあげる藍染隊長は心底オトコマエ。あのシーンは雛森になりたいとまがおで思うわたし・・・。『裏切り者〜』のところで三人がわたしの前の通路をわりとゆったりめに歩いた時にはなにがなんだかわかんないことになってて隣の女の子(しらない子)と思わず手を握りあってヤバイ・・・ちょっとこれヤバイよ・・・と呟きあってしまったしw、天に立った!藍染隊長が眼鏡を取って髪を撫で付ける場面は本気でときめきすぎて心臓がドクドクどころかドドドドドドドドドドって早打ち状態。もうすきすぎてどうしよう・・・もしかしたらもう二度とこの藍染隊長が見れないかもしれないわけで、どうしよう、ほんとにわたしどうしたらいいの?寂しいどころの話じゃないよ、生命の危機かもしれない(好きなだけ可哀想な目で見てくれて構いません)。
三人が虚圏へ行ってしまった後、これまた素晴らしい後日譚があるんだけどそこはわたしにとってはある意味心臓回復タイム。あのまんま早打ち続けてたら確実に死ぬからね(まがお)。
ルキアに詫びる白哉兄様や酔っ払う乱イヅ+修兵くんに切なくなりながらもホッコリし、十一番隊(一角)の稽古という名のかかってこんかい祭りで「加藤!かとおおおお!!」って学くん名指しには爆笑しながらも心の中でつるりんグッジョーーーーーーーーブ!!w。ここと、恋次と朽木隊長の男同士の会話に乱入し瞬く間に去っていった一護に白哉兄様が「あの男・・・よもやこのまま呼び捨てで通すつもりではあるまいな・・・」と言った後「・・・・・・」と気まずい空気が流れて盆が回るんだけど、そこで恋次がおもわずヨロってよろけちゃうのはアドリブ(アクシデント)だと思ったら、2.3日目ともにやってたんでデフォみたいw。かわいいなー恋次w。
きれいな青空の前で虚圏チームを除いた全員で歌うラストの『No Clouds〜』がまた素敵で、終わっちゃうんだ・・・と思ったり、ああ、わたしこのチームが心底好きだわって改めて感じながらふるふるしてたらカテコで前髪をひと房だけ上げ残したかんっぺきなる俺が天に立つ藍染スタイルの兼悟がでたあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっ!!!むり!だからむりだってほんとしぬって!!!イヅル役の栄基さんがイヅルをやるために生まれてきたのだとしたら、兼悟は藍染隊長に選ばれた男なんだと思うわっ!顔文字だらけのブログ書いてる場合じゃないわよっ!!


ほんとうにこれで最後なのだとしても、最後にこんなにもカッコイイものを見ることができて満足。そりゃもっと見たいけど、引き際はビシっと決めるってのもらしいっちゃらしいと思うし。
THE ALLは残り2公演、そして卍解SHOWがまだまだあるんでお疲れさまを言うのはまだ早い。だからお疲れさまのかわりにありがとうをいっぱいいっぱい言いたいと思います。
そして残りの公演、無事に完全燃焼できますように。



原作が原作だけに感想がポエムっぽくなっちゃってちょっと気持ちわるいw。