『野ブタ。をプロデュース』第2話

彰のキングもどきは、初回の掴みとしてのちょとしたエッセンス(ちょっとじゃねーけど)程度だと思ってたんだけど、2話でますます暴走しちゃってちょっとシャレになってないレベルになってるんだけど。金持ちのボンボンなのに下町の豆腐屋、それもオッサンが1人暮らししてるとこに預けられてるなんて普通なんか理由があるでしょ。青春を味わう?ってのは適当な言い訳で、実はすっごく頭脳明晰で高校卒業後はアメリカの大学でMBAを取得する予定かなんかで、本人の希望で今後の為にちょっとだけ庶民の生活を味わってみたいとか言っちゃって、あのキングっぷりはそれを隠すための世を忍ぶ仮の姿だったりするんだと思ってるんだけど、ちっともそれらしき(頭脳明晰じゃなくてもいいんだけど)描写はないし、あれじゃどー見ても単なるアホでしかないんですけど!!完全に「ウザキャラ」の方向性間違ってるでしょ。まー、2話で彰の存在価値が「金づる」として必要不可欠だってことは分かったけど。
修二もまだ2面性が伝わってこない。毒の部分がすくなすぎ。「いじめられっこを人気者にするゲーム」として野ブタに接してるってよりも、本心から何とかしてあげたいって思ってるみたいなんだもん。それに周りからどう思われてるかということを異常に気にするイマドキの高校生が、いくら落ち込んでるからってマフィアファッションで親が面談に来ることを許したりしないと思うんだけど。特に修二は人気者の高校生を演じてるつもりなわけだし。いつも家族の為に縫い物したりもしてるし、もしかして、修二って普通にいい奴だったりしちゃうわけ?自分は人気者の仮面を被ったクールな男だと思ってるんだけど、実際は熱くていい奴なんですって話なの?まだ話の方向が見えないなぁ。

つーかあの高校バカでしょ。ペンキ塗った制服どうすんだっての。