中島 望『宇宙捕鯨船バッカス』

宇宙捕鯨船バッカス (ハルキ・ノベルス)

宇宙捕鯨船バッカス (ハルキ・ノベルス)

・・・・・・えーっと、なんですかこれは?
こんなもんが出てるとは露知らず、手持ちの本を読み終わったもんで(本を持たずに電車に乗れない人です)、帰りの電車で読みきれるようなノベルスないかなーと探していたところ、視界の隅に「中島望」の文字が。あれ?今中島望って見えた?あれれ、どれだ?と探すこと数十秒。表紙絵を見て、同姓同名の作家かよなんだよびっくりさせんなよもう・・・なんて思いながらも手にとって表紙をめくった先には第10回メフィスト賞の文字・・・。エェェェェェエ!?なんじゃこりゃー!!って絶叫(心の中で)。しかも表紙絵あんまりかわいくないし。途中で変な絵とか挟まれてたらどうしようとか(ページめくったらエロ絵がドーン!ってのには慣れそうもありません)、なんかいろんな思いでドキドキしながら読みましたよ。
「・・・・・・で?」
感想はこれだけ。この1冊は壮大な序章なんでしょ?そうなんでしょ?これから物語が始まるわけですよね?そのうちやたら格闘術に長けてる異星人がバンバン襲ってきて、バッカスの皆さんで撃破!内臓ぶっ飛びまくり!ひでぶ!ってな展開になったりするんですよね?そうだと言ってくれ。シリーズ化を目論んでる臭プンプンですけど、正直どうなの?イケそうなの?世界観とかそういうの含めてこれって面白いんですか?なんかもう、orz ←マジこんな感じ。