『がんばっていきまっしょい』第4艇

とにかくスタッフも出演者も良く頑張った。ほんと頑張ったと思う。だってあんなに三郎の出番多いと思わなかったもん。極力出番少なくするのかと思ったら、むしろ多いでやんの。もう脚本書き直す時間ないから撮りなおすしかないってことなんだろうけど。1.2話では少なめだったサブローちゃん登場シーンがこれからどんどん多くなるはずだったんだろうなぁと思うとちょっと切ない。つーかブー「中田三郎!」言い過ぎです。視聴者を洗脳するかのように「中田三郎」って言い切ってましたよ。
で、その新三郎(田口の三郎はサブローちゃんとは呼べん!)。開始早々の登場シーンは、あまりのキモさに酒噴出しました。出た瞬間は「うぉっ!?」と思ったの。茶髪になってたし一瞬かっこよく見えたんだけど、しゃべると駄目だ。なにそのヤンキーみたいなしゃべり方。なまじ新三郎の中の人を知っているだけにキモさ倍増。いや、5倍増。お前はセリフ言うたびにいちいち目を細めるな。クールな王子キャラはどこいったんだよー!旧サブローちゃんは「俺に構うな」オーラ出しまくりで、孤高の王子って感じだったけど、新三郎はものっそい庶民的なんですけど。絶対英語の本読みそうにないもん。ジャンプ読んでそうだもん。やっぱりビジュアル面の差は埋めがたい・・・ってことでキャラ変更したのだろうか。ま、新三郎の方が田舎のアイドルらしいっちゃらしいけどな。これ見よがしにラグビージャージ着用してましたが、旧サブローちゃんより更にヒョロっ、更に似合わねー。「いつもと違う方向に進んでった」ってお前どんだけ女子ウォッチしてんだって話ですよ。ヤンキーがニヤニヤしながら女子運動部見てるとしか思えないんですけど。
そんな三郎とブーが絡むシーンは全部撮り直したんだろうけど、ブーは気合入れなおしたというか、演技自体はいい感じで力抜けてるんだけど、なんか凛々しかった。疲れもそれほど見せてなかったと思うし。まぁチンピラ率も高くなってるわけですが。「昔の恋を思い出す(三郎モノマネ)・・・さぶっ!」ワラかしすぎです。三郎がグネグネしてる分余計にオトコマエに見えたぞ。身長差は厳しいものがあるけどさ。花火シーンは可愛いし、一番後輩だからってお好み焼き配るのも可愛い。先輩のポジションを奪うような形になっちゃって、どうしていいか分かんなそうな顔も可愛い。でもって「ふざけんなっ!」ですから。メリハリあってなかなかよいですよ、ブー。こんなことになっちゃったせいか、更にブーへの愛着が高まるっつーか萌えまくり。

ストーリーの方は、相変わらず悦ネェがどうしようもないアホな子っぷりを発揮しまくり。新人戦であれだけ無様な負けっぷりを晒したくせに、真剣さが足りないというか上手くなりたい気持ちみたいなもんが全く見えない。基礎体力訓練サボりまくったことを反省したんじゃないのんか?たった3日の陸上訓練も我慢できないってどうよ?と思う。コーチの指導方針と衝突するってのはスポコンドラマの王道だけどさ、お前ら素人なんだからもうちょっと謙虚になれよと思ってしまう。応援したい気持ちにならないんだよな。アホだけど憎めないっていうよりも、周り見えてないバカにしか見えません。
まぁコーチもコーチなんだけど。なんたって「100億光年早い!」とか言っちゃう人ですから。怖そうに見えて実は抜けてるとこもある・・・っていう伏線だったら凄いけど、普通に脚本家が距離と時間の単位を間違えてるだけだと想像。これも旧サブローちゃんのせいかもしれないけど、コーチの夫婦喧嘩とかどうでもいいもんに時間割きすぎじゃないだろうか。というより不要。あの二人のプライベートなことなんて誰も気にしてないと思うんだけど。そのせいで、女子部と男子部の確執が長引くとかヤダなー。二人を仲直りさせるために女子部と男子部が協力することでこっちも仲直りって展開だったりするんだろうか。恋愛方面と悦ネェと父親の関係を描くのにそれなりの時間は必要だろうし、余計なエピソード入れすぎて最終回グダグダってなことにならないといいなぁとちょっと心配。あ、でもお風呂シーンはアリで。そういうのは余計じゃないから。


ということで来週は前代未聞の放送中なのに総集編ですよ。撮りなおし間に合わないほど三郎絡みのシーンが多かったんだろうなぁ・・・。はぁーぁ・・・。言っても仕方ないことは分かってるんだけど、花火するサブローちゃんが見たかった。あー見たかった。あとスタッフは頑張ったんだろうけど、EDの腕相撲はカットのままで良かったのに・・・。あれはさすがにキツかったっす。