『きょうは会社休みます。』第4話 

傷心の父親とお散歩する途中で背後に花笑の気配を感じて地面に這いつくばって花笑待ちするマモル芸達者すぎるよおおおおおおおお!
お座りなら余裕でこなせるわんこいくらでもいるだろうけど“雄わんこ”をあのベチャって体勢にさせるのって結構大変だと思うのよね。ここで欲しいのは“父親がリード引いても動こうとしないマモル”という画であって、必ずしもベッチャリにする必要はないだろうから、これはマモルがそう“演技”したんだと思うの。マモルが出来るブルドッグすぎてつらいです・・・(可愛さ余ってわんこがいない寂しさ1億倍)。
でも知らない人にほえるとかおとうさんなんてごはんあげようとしてほえられるとか言ってたけど、そんな素振り見たことないですよねw。むしろいつも人間たちに都合よく寄りかかられてイヤイヤながらも付き合ってくれてるヤレヤレ系わんこにしか見えませんw。タマキングCEOの土下座はあれだけ華麗で颯爽としてたイケメン社長が初めてみせる情けない姿というギャップ狙いでしょうが、そういう意味では“吠えるマモル”こそギャップですよ!!w。
本筋は心底どうでもいいんだけど、どうでもいいとはいえこの流れで男の家に泊まる娘ってどうなのよ?とは思いました。フォローすべく娘が男のところに行くのはまぁ当然だとしても、マモルと散歩しながら気持ちを落ち着かせ何よりも尊重すべきは娘の気持ち、娘の幸せだと思って焼酎を持たせてくれた父親に対し、その足でその焼酎持って男んちに泊まるってさぁ・・・父親の気持ちも考えてやれよって話じゃねえ?。男の家行ってもいいけど帰ってこいよと。つーか次の日も休日なのかと思ったら仕事なのかよ!?だったら尚更帰れよと。泊まる娘も大概だけど、この流れで止まらせる男も男だよ。まぁついこの前まで処女だった30歳だからこそ泊まっちゃうんだろうし、何事もソツなくこなすとはいえ21歳ですから相手の親の気持ちまでは汲みとれないまだまだ未熟な男なんですよってなことでしょうが。
しかし30歳まで箱入りで育てた娘が初めて連れてきた男が21歳大学生だった父親と、東京の大学に行かせた息子が30歳の女と付き合ってると知った母親だったら後者のほうが断然超えねばならない壁度としては高いよねぇ。9歳年上の女でも、それこそ自分で会社興した社長で金は持ってるとかさ、超美人とかさ、女から見ての“付加価値”があるならともかく花笑は(演じてるのが綾瀬さんだから可愛いけど)見た目も冴えない「こじらせ女子」なわけでしょう?。大事な息子によりによってそんな女がくっついてるだなんて普通の女親は認めないよ。今回これだけのことがあっても田之倉の気持ちは描かれず、とことん“理想の年下彼氏”としての描かれ方しかしてないから田之倉は勿論その親がどんな人間なのか全くわからないわけで、もしかしたら超放任主義だったりするかもしれないけどさ。
ところでそれこそどうでもいいことなんだけど、田之倉はいつ学校に行ってんのかね?。21歳ってことは大学3年でしょう?。この会社に就職するつもりなんだとしても取らなきゃいけない単位はあるだろうに毎日社員と同じ時間に出社してるし見た感じフルタイムで働いてるっぽくて学校(勉強)どうしてんのかなーという素朴な疑問が。花笑と田之倉の恋愛において(他者からみて)障害というか問題というか、そういうものとしてとらえられるのは「9歳差」よりも「相手が学生」ってことだよね。何年かすれば社会人になるとはいえ、『今現在大学生である』という事実、これがポイントなわけじゃん?。田之倉の大学生活を見せろってことじゃなくって、彼氏が大学生であるがゆえの・・・すれ違いとか?(気持ちの問題ではなく使える時間帯の違いからくるすれ違いね)、これからそういう展開もあったりするならば台詞とかメールの文面ででも田之倉が学校に行ってる描写を入れた方がいいんじゃないかなー。まぁほんとどうでもいいんですけどw。