松田悟志は特撮ではツンデレ、一般ドラマではチンピラがデフォなのでしょうか。
悪い兼悟は大好物なうえにナイト様(松田悟志)の部下というか手先だなんてなんという美味しいキャスティング!!と脳内が狂喜乱舞したわけですが、兼悟はもうちょい顔を絞ったほうがいいかなぁ。バーの制服(黒Tシャツにギャルソンエプロン)姿は文句ナシにカッコよかったけど、キャメルの革ジャケット姿のほうはちょっといただけなかったわ。グラドルの女にパケ渡すシーンは座り方といい顔を近づける角度といいなかなかいいエロっぷりでしたが。
徳山兄さんはせっかくの一般向けドラマだってのにあの低音のいい声を活かせないだなんてー><むしろキレキレ小栗さんVS路上のカリスマ徳山兄さんの方が激しく見たかったですw。
・・・とここまでは事前にキャストチェックしてたんで心の準備をしておりましたが、池内に大門(笑)とかとんだイケメンドラマ(及び特オタホイホイドラマ)じゃねーか!しかも何!?来週は吉沢悠も出るとかまじでなにこれ!?・・・・・・最近のジャニドラマではありがちですが、むしろ主役が一番微妙だなw。
で、サタケなんで内容には全く期待していなかったわけですが、面白いとか面白くないとかそういう次元の話ではなくてこれキツすぎるんだけど。ツライとかじゃなくて・・・ムカムカして不愉快なのよね。わたし長年生きてきて「フィリピン野郎」なんて言葉使う人リアルでもテレビの中でも本の中でも見たことないんだけど、サタケはこの言葉をちゃんと考えた上で使ってるのだろうか?と思った。職質する警官の対応もひどいしさ、ただ単にビトという青年を貶めるためだけに使ってるんじゃないかと。それこそ戦争を体験した年代ならまだしも、今の10代20代はそんな言葉を使わないと思うのよ。むしろハーフってクールじゃね?ぐらい言いそうじゃん。ちゃんとこの言葉を使うことに意義というかちゃんとした理由があるというなら早いとこ聞かせてほしい。ちょっと話を広げすぎかもしれませんが、今ビト役の松本さんが所属する嵐というグループは尋常じゃない勢いで人気モノなわけじゃん。日本のみならずアジア各国で同じように人気らしいじゃないですか。そして今は動画サイトを通じて日本のドラマはその日の内に海外で見られるそうじゃないですか。ということは、今をときめく松本様主演のドラマときたら大袈裟でなく世界中の人が見ると言っても過言ではないと思う。そういうことをふまえた上でああもあからさまな侮蔑であり差別の言葉をフィリピン人のハーフという設定の松本さんに投げつけたのか、ということが非常に気になりました。それがちゃんと意味のあることならともかく(それでもわたしはそんな言葉を使うことを理解できませんが)、初回放送分からはこんな設定にした説得力を微塵も感じなかった。それどころか設定も含めて初回仕様の釣りとすら思えたもん。人種差別なんてこの世で最もデリケートな問題をもし本当に話題づくりを目的として扱ったのだとしたら最低だと思う。基本スタンスとしてはガッキーの(こういう言い方したくないけど)障害者設定も合わせて差別に負けず笑顔で頑張る二人とそんな二人に触れて過去を乗り越え(吹っ切り)やる気と笑顔を取り戻す中井貴一さんって感じだろうけどさ、笑顔をテーマにするならその対極にあるものが差別でなくてもいいと思うわけです。差別であるならそれだけの理由がほしいと思う。初回を見た限りでは、普通に元不良のどうしようもない悪党が口の利けない女の子と出会っていい笑顔で笑えるようになるってストレートな話の方が全然いいと思ったぐらいだもん。わたしがそんなラブストーリーを見たいかどうかは別の話としてね。何で自分でもこんなにムキになってるのかよく分からないのですが・・・とにかく不快だった。好きな人がいっぱい出てるドラマだけにより一層気分悪かったです。できることなら継続視聴したいんだけど・・・今回ほどサタケしっかりやってくれ!!と願ったことはないかも・・・・・・。