『名探偵の掟』

原作にはいない女刑事を筆頭にキャラクター造詣が大分違うものの、ストーリーはほぼ原作通りと言っていいのではないでしょうか。ほぼ原作通りだった初回を見て確信しました。
やはり映像化は無理だったのだと(笑)。
ていうか原作も大して面白くないのに・・・というより人を選ぶ作品だと思うのですが、そんな原作で唯一の見所(読みどころ)である自虐の笑いというか・・・毒みたいなものは全く感じられませんでした。つーかドラマならではのあの最後の本当は母親だった云々とかまじでいらねー。そこまでブラックコメディ(一応ね!)で作っておいて最後の最後にいい話にするとか逃げてるようにすら感じたわ。ホロリとかいらねーんだっての。でもまぁ最初から無理だとは思っていたので、むしろ思ったより見れたと感じたのは多分わたしが原作既読だからだと思います。小説の中の登場人物が本音を話すというある意味原作の肝のシーンは楽屋部屋という分かりやすい空間を用意することでそういうことなんだろうなと伝わったでしょうが、駐在所で警部が女刑事に写真見せて美人の方が犯人だってのはお約束だと説明するシーンだって楽屋話なわけで、あの部屋の使い方が中途半端なのはどうかと思ったけど。
てかこの枠って何分だっけ?正味40分とかそれぐらい?。原作の話によってはそれぐらいの時間が必要なものもあるにはあるけど、初回のこのネタはそれだけの時間引っ張るようなネタじゃないと思った。確実に間延びしてたもん。天下一のしょうたんもなー・・・・・・ブリティッシュ調スタイリッシュ(←へんな日本語)にしたのはいいとしても、探偵・天下一としてのパートと楽屋パートの切り替えが全く出来てないのはまずいかな。この天下一が人気シリーズの主役だとはちょっと思えないw。あ、イケメンドジっ子探偵だとしたらアリだと思うけどw。それを言うなら大河原警部もワトソン役としては魅力なさすぎなんだけどね。

香椎さんをキャスティングしたのは湯けむりをやるために決まってるのでとりあえずそれまでは見続けようかな。

つーかしょうたんと入江くんがキャッキャすんの毎週あるんでしょ!?あるんだろうなテレ朝!?