岡崎 隼人『少女は踊る暗い腹の中踊る』

少女は踊る暗い腹の中踊る (講談社ノベルス)

第34回メフィスト賞受賞作。
きっと沢山の人が同じことを思ったでしょうが、私も言う。
ノリが舞城じゃん。精神が浦賀じゃん。
嫌いなタイプの話じゃない、むしろ好きだと思うしそれなりに面白く読めたし、いかにもメフィスト賞らしい作品だとは言えるけど、これなら舞城や浦賀で充分間に合ってます。まぁでもまだ若いし、なんとなく期待したくなる雰囲気があるし、気長に見守ってあげたいなと上目線。好みじゃないけどオトコマエだしな。
「ウサガワ」って名前は確かに可愛い。