浦賀 和宏『萩原重化学工業連続殺人事件』

萩原重化学工業連続殺人事件 (講談社ノベルス)

純菜シリーズは残り2作を残したところで足踏みしているのですが、書店で女王暗殺を見かけて浦賀さんの純菜シリーズじゃない新作！！！とものすごい勢いで手に取り裏表紙をペラっとし、･･･え？萩原重化学工業･･･？安藤シリーズセカンドーズン・・・？？と呆然としてしまいました。私知らなかった！浦賀の新作がとっくの昔に出てただなんて知らなかったよ！！。純菜シリーズ読むの辛いよーう＞＜と思うが余り、浦賀アンテナ鈍ってるどころか折れてたわ･･････。というわけで、慌ててこっちから読み始めました。
私が大好きな浦賀和宏が帰ってきたわーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー！！！
電波電波！頭蓋骨は檻なんだよねっ！！。やたらと美醜に拘ってるあたりは純菜シリーズの残滓がありありと窺えますが、グロと中二描写の切れ味は衰えてませんでした。こんだけ同じことをくどくどと描き連ねておいて結局オチはそれかよ（笑）って、これでこそ浦賀さんです。で、これにそのうち安藤くんが絡んでくる･･･んですよね？。それを楽しみに生きていけそうです！。