テツってばカッコよすぎる。かとちゃんってばいいヤツじゃないか。神蔵先生の別れの言葉は身にしみた。そしてそして、大屋本部長ってば素敵すぎる。無表情でそんなことを言うなんて反則です。「誰か休んでいいって言ってくれないかな？って思ってました」というヤッチの言葉になんだかすごく共感できてしまったもんで、大屋本部長株激上がり。
今週は甲斐兄弟メインエピだと思ってました。なのに。甲斐兄弟の出番ほとんどねーでやんの。もうちょっと具体的な案を思いついたのかと思ったんだけどなぁ。この時点では、402便の乗客である航星くんや乗員であるテツやアッチに向かって「何をどうしようが、402便の乗員乗客は全員死亡。この事実を変えることは出来ない！！」と断言するかとちゃんはなんて酷いヤツなんだと思ったんだけど、後半なんだかいいヤツになっちゃって、対ヤス子ちゃん限定かもしれないけど、かとちゃんのキャラに統一性なさすぎ。
ラス前だってのに全く盛り上がりに欠ける回だったわけですが、だっちゅーのコンビの物語に全くそそられない上に、柚子が自分では何もしてねぇぇぇぇ！！！ってことが理由かと。先輩の夢を叶えてあげたいならば黛さんに任せるんじゃなく、自分の力でなんとかする努力をしろよと。「大きくて広い劇場を借りて、何千何万のお客さんを集めてください。思い出に残るようなチラシもお願いしますねー。」って何その言い草。あんたがボケーっとなんにもせず偉そうに人を使ってる間、当の先輩は自分の力で会場を探しチラシを書いてたってのに、そのことを黛さんから告げられて、反省するでもなく「先輩と一緒ならどこだっていいんです！」って何だよそりゃ。何で黛さんが「中武さんの意向も聞かずに勝手なことしてすいません」て謝んなきゃなんないんだよ。前回の神蔵先生が“自力で”綾瀬くんが通う大学までは突き止めたんだけど、その先はどうにもならなくて黛さんに相談してきたのに比べて、あんたは遺族ってわけでもないのに、東洋航空の金で高級ホテルに家族3人で長逗留して、今まで何をやってたんだっての。そんでやるのがあのコントだからなぁ･･････。こんなしょぼい話をラス前まで引っ張るなってんだよ。
ていうか瑠璃子がコンサートを開くことをやめたってなんですか。乗客の中では一番重要なキャラクターだと思ったのに、肝心の母親との関係修復は瑠璃子の口から語られるだけだし、ものすっごい消化不良。同じく描写が足りず、消化不良の航星くんとともに最終回はもうちょっと何かあるとは思うけど。
結構芸達者な役者さんが揃っているので、途中までは最終回は各乗客たちとその家族のいろんな思いを抱えての別れに泣いてまうんじゃないかと思ったもんですが、ほとんど思い入れ持てなかったし、そんなことはなさそうな雰囲気。こうなるともはや興味は、402便は10年前に戻りマイクロブラックホールの罠から逃れることが出来るのか？ということぐらいなわけです。かとちゃんによると、10年前のあの瞬間に戻っても記憶をなくした上に物理的な対策をすることも不可能で、乗員乗客には何の打つ手もないとのことですが、そうすると、再びマイクロブラックホールに飲み込まれてしまうわけで、そうなると、またもや再び10年後に402便が現れる･･･ということになったりしないのだろうか？と思うんだけど。この現象が1度だけ＝戻ったら死ってどうして言えるのだろうか。もしまた10年後に現れるとしたら、10年ごとに成長と老化具合を試されるってことかよ！コエー！！！。そもそも402便がマイクロブラックホールに飲み込まれる前の時点に戻るってのが不思議なんだけど。3分前にその場に戻るってことは、その時点には10年前の402便がいるんじゃないの？と思うのですが。その瞬間、10年前の402便と10年後から戻った402便が入れ替わるとか言われても納得できない気がする。そして、テツの気合でも乗客の誰かの何かがキッカケでもいいけど、もしもマイクロブラックホールを回避することが出来て無事に長崎空港へ着陸することができて、そっちの世界でのヤッチは現在とは違う人生、アッチやテツと変わらない日常を送ってる―――なんてことになったら、10年間の出来事はどうなっちゃうんだよー！って頭こんがらかってしまうかも。タイムパラドックスとかパラレルワールド苦手。まぁ、ターゲットは30代女のようなので、そうそう複雑なことにはならないかと思いますが、でもあんまりにも視聴者まかせのラスト、例えば10年後に戻った402便がマイクロブラックホールに飲み込まれたか回避できたのかはっきりせず、ヤッチは空を見上げてる･･･なんて終わり方だったとしたら、さすがにちょっと怒っちゃうかも。
最終回予告の後に放送された次クール「プリマダム」の映像･･････想像はしておりましたが想像の上を行くつまんなそうっぷり。思わず失笑。この企画にGOを出すとは、裏でどんな力が働いてるんだ！？
