古川 日出男『LOVE』

LOVE

LOVE

古川日出男にハズレなし!
すごいすごいすごい、なんて素敵な本なんだろう。心がふるふるしました。視点はめちゃめちゃなのに、不思議ときっちり着地してる。そして言葉のリズム。古川日出男の小説は、唄であると前から思ってたんだけど、これはほんとに唄です。声に出して読むべき。装丁も好みだし、大好きな靴とか帽子とかピアスとかそういうのと同列で大好きな本になった。
あと、猫好きは絶対読むべきですよ。