- 作者: 歌野晶午
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2005/08/31
- メディア: 単行本
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「は??」→「それズルい」→「やっぱりなー」→「なるほどね」
そんな感じ。読み終わってみると、目次がない理由がよく分かる。「世界の終わり、あるいは始まり」とビックリの種類が似てるかな。読みやすいし、「世界〜」ほどキィィィィー!弄ばれてる!!感はないんだけど、それはもしかすると慣れたからかもしれない。
主人公がロリでアニオタで特オタで44歳で就労経験ナシと、一般の人が想像する理想のオタク像。一般人の線引きは文中にある“ギルバート・デュランダル”が分かるか分からないか、と喧嘩を売ってみる。ちなみに私はニヤリといたしました。アホだろコイツ・・・と思いながら読んでいたのですが、まんまと歌野の思う壺だったわけですね。
思う壺といえば、表紙と裏表紙の裏側(見返し?)のしりとりですよ。これも含めて作品なのね。ある意味コレが一番面白いと思いました。クオリティ高すぎ。リアルにオタクなのかそれとも調べたのか・・・。どっちにしてもスゲー。
あと表紙の絵がすっごく好き。睫フサフサすぎだけど。