歌野 晶午『密室殺人ゲーム・マニアックス』

密室殺人ゲーム・マニアックス (講談社ノベルス)

過去のシリーズ作と同様のキャラクターが登場するもののオリジナルはああいうことになってしまっているわけで、これは一体どういう構図で描かれてるのかなぁと思ったらそういうことか。オタクってかマニアの情熱恐ろしい（笑）。
密室やアリバイ等、およそ『トリック』と呼ばれるものはもうあらかた出尽くしせいぜい過去に描かれたもののアレンジ版程度でもう新たなトリックを考え出すのは難しいんだろうなぁとここ数年思っていましたが、これまたここ数年ぐんと身近になったスマホを始めとする最新機器を使うことで新たな可能性、というか次のステージが拓けるのかなぁ･･･なんてことを思ったりしました。面白かった！。