『サムライ・ハイスクール』其の八

賀来くんの父親がグロケンだということに妙なリアリティを感じてしまいました。ええ、濃さという意味で。グロケンにビンタされ泣きそうになる賀来くんは非常に可愛かったです。考えろと言われて人んちに刀置いてきちゃうその浅はかさを含めてw。恐らく岩永家の家宝であるあの刀がこの一連のトンデモストーリーの鍵なのでしょうが、まさか賀来くん(親子)がラスボス的な存在だとは思ってもみませんでした。それはそれでわたし的にはアリですが、でもアミューズは力の入れ方ちょっと間違ってる気がするよ・・・。だってこの期に及んでも春馬とドーリがどの程度の仲なのかよくわからないもの・・・。
で、現代のヘタレ小太郎とサムライ小太郎が対決することでお互いの想いやらなにやらをぶつけ合うんだろうけど(刀パワーなのかなんなのか分からんけどサムライが実体化したのはさすがに驚いたw)、『望月小太郎』が刀を振り回した挙句それを持ったまま街中逃げ回ったことは憑依云々関係なく『事実』だし、例え背後に国会議員・岩永パパの力が働いていようがなんだろうが警察が動いちゃったのも『事実』なわけで、これはいかにサムライと言えどもどうにもならないと思うんだけど、それをどう収拾つけるのかってのは楽しみ(意地悪目線w)。ついでに言うとなにやらあの刀はサムライ小太郎にとって因縁のあるもののようだけど、たまたまその刀が同級生の家にあったってのはドラマだからいいとしても、馬鹿息子がそれを使って望月を陥れようとしなかったならばあの刀のありかをサムライ小太郎が知ることは難しかっただろうと思うわけでつまり今サムライ小太郎が刀を手にしているのは「偶然」に近いと思うのね。これでもし刀をどうにかすることでサムライ小太郎がいわゆる「成仏」しヘタレ小太郎から去っていくというオチなのだとしたらそれはドラマの根幹ということになるわけで、それが「偶然」キッカケってのはさすがにどうなんよ?と言うしかないんで、そこいらへんも井上さんがどう料理するつもりなのか楽しみでーすw。