津原 泰水『ブラバン』

ブラバン

ブラバン

あれー、なんでだろう。涙止まんない。
久しぶりに本を読んで胸がふるふるしてる。
流れた年月の重みを充分でなくとも感じられる歳になったことを、初めて、これはこれでいいのかなって思った。ちょっとだけですが。

ちょっと前まで音楽と言えばパンクでしょ!だった私ですが、漫画とドラマの影響で今猛烈にクラシックに興味持ち始めたところでして(この本に流れる曲はクラシックだけじゃないし、この時点で私の音楽レベルの低さがバレますね)このタイミングでこの本を読めたことに、運命を感じました。だってちょっと前だったら楽器の想像もできなかったもの。