『戦国自衛隊〜関ヶ原の戦い 第一部「さらば友よ」』

うわー、自衛隊の人いっぱい死んでるよ。しかも結構血塗れで。防弾チョッキって脆いんだな・・・。
燃料や弾薬のこととか化粧のこととか自衛隊員動き悪っ!とか隊長自らバイク乗り回して遊びすぎとか、そもそも反町のTシャツって自衛隊的にアリなのか?とかツッコミどころは多々ありましたが、思いのほか面白かったんで驚いた。歴史オンチな俺は誰が誰で誰と誰がどういう関係なのかとかよく分かんないもんで、そこらへんも含めてバッチリ楽しめる人が羨ましい。ドラマ対策として原作は読んだので、自衛隊側、特にポイズン伊庭と篤郎嶋村の関係は理解できた(原作とはちょっと違うけど)んだけど、原作と舞台が違うもんで、昔の偉い人の人物像とか関係性がよく分かんない。自分の無知が憎らしい。こんなことなら歴史も予習しとくんだった。とは言え、それでもそれなりに面白かったですよ。ただ自衛隊がちょっとヘボすぎな気が。なんでわざわざ接近戦?もっと圧倒的な強さを見せないと、現代兵器の意味なくね?と思った。そしてフジタツの姉が白石美帆ってのは無理です。

どんな役をやってもポイズンはポイズンで、自衛隊の人にしちゃボソボソ喋りすぎる気がしなくもないけど、とにかく渋すぎ(笑。あの渋さはどこから来るのか。鬼っちからいつの間にか脱皮してんだけど。やっぱ最高ランク(と言っておく)の女優が嫁だという自身がそうさせるのだろうか。篤郎はああいう役やらせたら確実に仕事するし、最初にメインがこの二人だと聞いたときはあちゃー、だいじょぶかよ?と思ったもんですが、杞憂でした。後半の篤郎には思う存分好き勝手キレて欲しい。血吐いてたしな。微妙に無策な伊庭よりも断然嶋村派。
そして小早川が可愛すぎ!!!戦車見てキャッキャキャッキャ飛び回る小早川マジ可愛すぎ。発狂して死ぬという運命は、あの純粋さだからこそ・・・なんだろうなぁ。ていうか、来週撃たれて死んじゃうのか!?フジタツならば狂って死ぬというのを壮絶に演じてくれそうだから、そこは史実どおりで見たいんだけど。
あと結構な死にっぷりを見せてくれたたっくんこと半田健人は予想以上にデカイというか重要な役だった。首チョンパ!?!?と思って一瞬びっくりした。埋もれ役やるぐらいなら、あれぐらい思いっきり死んだ方がオイシイな。

来週まで間が開くのが勿体ないなぁ。2夜連続にしてくれたらテンションが持続したんだけど。こんなに面白いなら録画しとけばよかった。ものっそい後悔。原作は歴史の自己修復力という、なるほどねーなオチだったんだけど、これはどうなるんだろう。とりあえず、嶋村が三成になるんでしょ?現代には帰れない・・・んだろうなぁというかそうであって欲しい。デジカメは戻るんだろうな。間違って戦国武将の誰かが間違って一緒に現代に戻っちゃったりしたらどうしよう。長門あたり。それ福井。


でも実のところ一番気になるのはホモがどうなるのか、なんだけど。