陰山 琢磨『蒼穹の槍』

蒼穹の槍 (カッパノベルス)

蒼穹の槍 (カッパノベルス)

アフガニスタンで生成される麻薬撲滅の為PKFA(平和維持軍)が組織され、日本の自衛隊も参加していた。ホモ(少年に限る)で武器商人であり麻薬王であるアンワールはPKFAの活動を阻止するため傘下の民間ロケット会社を利用し、大規模なテロを実行する。目標は日本の原発。ゲームデザイナーの男とロケット技術者の女はテロリストに利用された上、互いの恋人を殺されてしまう。知り合った二人は復讐のためテロ行為を阻止する為に命を賭けて宇宙へ向かう。 そんな感じのお話です。結構好き。いろんなことがあっけないけど。女は強いなーと思った。ゲームデザイナーはかっこよすぎ。室内派だろうに活躍しすぎです。弓矢をばらまくってとこが肝心なのに、どういうことなのか全然分からない私。なんかすごいんだろうなーとか思いつつそこらへんはスルー。多分考えても分からない。このごろ、こういうありえなくもない話が増えてきたと思う。世の中物騒になりましたねーなんて。