『チア☆ダン』最終話

うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん・・・チアダンスの素人が役者魂でここまで踊れるようになったことはすごいと思うし、それなりに格好はついていたようにも思うけど、でもそこまでの感動はなかった。それこそタンブリングウォーターボーイズのそれには及ばなかったなーと。まぁそこに至る脚本に問題がありまくったせいで部員たちにさしたる思い入れも持てなかったもんで感情移入という意味でのプラスアルファがなかったってのが(わたしにとっては)その最たる理由なんだけど、画面的にもさ、もうちょっと盛り上げられなかったですかね?ってところはあるよね。
具体的にはガッラガラの会場よ・・・。前日に下見してるときにあおいコーチが「満員の観客で埋まった会場の熱気がすごい」みたいなこと言ったよね?。それなのに選手とロケッツの関係者以外スカスカ(に見えた)って全国大会感皆無なんだもん・・・。
ていうかドラマだってことはわかってるんだけど、いやもしかしたら実際もそんな感じなのかもしれないけど、全国大会の1位と2位が福井の学校ってなんだよwってな。
「JETS」に憧れて福井中央?に入りたかったものの学力が足りずに隣の学校に入学するしかなかった(+姉は元JETS)主人公ってな設定であるわけだからどっちも福井で当然っちゃ当然ではあるんだろうけど、それもあって福井の県大会かなコレ?ってな感じになっちゃってたのが残念というか、キャストが気の毒。
ていうかさ、優勝できなかったから悔しい気持ちはまぁわかるよ。だからって2位と発表されてお通夜状態になってるのはいかがなもんですか?ってな話よ。3位の学校超喜んでんじゃん。演技前「打倒JETS」じゃなくJETSに感謝!すべてのことにありがとう!ってな気持ちで踊るって言い合ってたじゃん。あれはなんだったんだと。つーか「チアスピリッツ」はどこいったんだよ!?と。
結局さ、言い方悪いけどたかだか創部2年?3年?の学校なんだろうなーと、こういうところがロケッツが未熟なところであり、JETSにはまだまだ及ばないってことなのだろう。
って話になるんだと思ったのに、「お腹すいたー!太郎先生のおごりな!」って、え?なんだこの終わり方・・・・・・。
わかばはキラキラできたから夢が叶ったでいいけど(いやいやお前の夢は「全米制覇」じゃなかったんかい!とは言うまい)、主人公の夢を叶えるためのドラマだったのコレ・・・?。
まあでもオダギリジョーの「君達は僕の奇跡だから」でオッケーです。オダギリジョーにそんなん言われるだけで十分ですわ。いや別にわたしに言ったわけじゃないけどw。