『下町ロケット』第8話

的場は確かにムカつくけど(福澤は小物すぎてどうでもいい。役名すらわからん)、わたしはそれより重田と伊丹のほうがはるかにムカついているので、帝国重工が衆目の中赤っ恥かいてもザマーミロとは思ってもそこまでの痛快感はないんだよなぁ・・・。
ていうか案山子が轢かれる瞬間の恐怖感が結構なもので、ドラマとはいえそれを見て嘲笑できちゃう人間の神経がわたしには理解できない(アルファ1が観客の手前でひっくり返るの、その直前に案山子を轢いてる=センサーが反応しなかったことについてなんの対応もしてないのにそのまま客んとこ突っ込んでって大丈夫なのかとハラハラしたもの。それを意図した演出だったのはそれとして、劇中でなぜ誰もその心配をしないのか理解に苦しむ)。軽部おまえもだー!。

10万人ものひとが来場するイベントとはいえ「農業」のイベントだし、大企業VS中小企業で話題になってるとはいえ「農業機具のデモンストレーション」だってのに、女性客が多いことには目をつぶるとして成功したら全員スタオベで大盛り上がりとかいくら“そういうドラマ”だと思ってもあり得なさ過ぎて鼻白むし、なんでもかんでも大げさにすればいいってもんじゃないと思うの。

ていうかこれがいちばん謎ってかトンチキ演出だったんだけど、下町トラクターの前での撮影に重田・伊丹・キーシンと並んでなんでモロ師岡がいるんだっての。こいつの役割は情報操作・印象操作であって、むしろアグリジャパンを取材する側じゃないのかと。広報的なポジションで関わっているのだとしても、広報の担当者が表に出るなんておかしいでしょ?。ただでさえ話の作りが雑なんだから最低限の整合性ぐらいとって欲しいものです。