『僕たちがやりました』第6話

パイセンがボンベ目掛けて爆弾蹴り飛ばした映像を見てないマルはともかくトビオと伊佐美はそれを見てるわけで、自分たちが爆弾しかけたのと同じ日(自分たちがやったあと)にパイセンに似た男がたまたま別の爆弾を仕掛けてましただなんて話を真正のクズであるマルはともかくトビオと伊佐美はちょっとぐらいはおかしいって思わなかったのだろうか。おかしいと思いながらもそれを押し殺すというか見なかったこと考えなかったことにしてこれまで通りそこそこ楽しく生きようってんで無理やり「これまで通り」をやってんのかと思いきや、ほんとに冤罪でしたヒャッホーイ!!ってなってたのにやっぱやってたと言われて天国から地獄へズドーンってなことなのコレ・・・?。犯人が自首したから俺らじゃなかったってんで再会する場面でトビオが思ってたのは俺から金を盗んだマルはどんな顔で俺と会うつもりなのか、彼女とヤっちゃった俺は伊佐美とどんな顔して会えばいいのかってことだけだったし、本気で無罪だヤッター!って思ってたんだとしたら馬鹿だとかアホだとかそういう次元じゃなく人間として低脳すぎる。パイセンとマルは狂ってるとしか思えん。
翔平に幸せを感じるたびに10人殺してることを思い出して一生苦しめってなことを言われてたけど、一生苦しむ前に普通の神経だったら死ぬよね。生きてなんていられないだろ。
そもそもマルをボコったヤバ高の奴らが悪いんだけど、そいつらは爆弾によって命を奪われたり自由を奪われたりするという“報い”を受けたし、遊び半分で爆弾という暴力装置を使って仲間の復讐をしようとしたトビオたちは翔平に呪いをかけられるという“報い”を受けた。軽い気持ちで他人を傷つけたりしたら相応以上の報いを受けるってな話なら、ラストカットが飛び降りるトビオの姿でへんな言い方だけど綺麗にまとまったと言えそうだけど、まだ残り話数があるわけで、じゃあこれから10人+身代わり犯人を殺した罪の重さを背負ったまま地獄のような人生を送る様を描くのか?っつったらたぶんそうじゃないよねぇ。ほんとなんなのこの話。