『仮面ライダーエグゼイド』第25話「New game起動!」

「ノーコンティニューでクリアしてやるぜ!」が主人公のキメ台詞である作品で、ゲーム購入者の一般人はたった一度ゲームオーバーしたら消滅(というのがどういう状態なのか分かりませんが、前例(貴利矢さん)と同様だとすれば現実世界から消えてしまう(失踪扱いになるのだろうか))って、この作品世界における「コンティニュー」ってなんなんですかね・・・?。
そしてこれまでは選ばれし存在でなければオペという名のゲームに参加することはできなかったのが、仮面ライダークロニクルの発売によって一般人がガンガン参戦できるとなればいよいよ年収1億稼ぐプロゲーマーニコさんの出番だと思うのですが(パラドが憎む“自分が一番偉いと思い込んでる人間”ってまさにニコさんじゃん?)、ただでさえゲームの腕は凄いうえに一般ゲーマーには知らされない裏事情もいろいろ知ってるわけで、さらにレアキャラである“仮面ライダー”の協力も得られるだろうわけで、ラスボスに辿りつくまでに仮面ライダーも全員倒さなきゃならないというなら応相談になるけど誰か一人が勝ちぬけばいいのならばニコさんがそれを担えばいいんじゃないの?それこそSAOのキリトさんみたいにさ。
今回から映像が新しくなったOPを見る限り、そうなる可能性はありそうだけど、もしそうなるとしたら次回変身するらしいポッピーピポパポと戦うことになりそうで、それはあんまり見たくないんだけど・・・。
ていうかそんなことになるとは思わずまたもや目の前で命が消えるのを目にしてしまった主人公ですが、主人公には『リプログラミング』できる力があるわけで、それで片っ端から一般ゲーマーのガシャット無効化すればいいんじゃないかな?。そしたら購入者からクレーム殺到するだろうけど、それに対しては衛生省という国家権力が応じればいいわけだし。
ていうか以前衛生省が会見で「ゲーム病」については説明してた記憶があるけどその対抗策として「仮面ライダーシステム」を開発しCRで運用してるってなところまで明らかにしたんだっけ?。とにかく「ゲーム病」はもう社会的に認知されてるんだよね?。身近で実際に発症した者がいなければそれがどんなものだか分からないとしても、ウイルスによって引き起こされるゲーム病なる“病気”が存在していることは知ってると。であれば衛生省が仮面ライダークロニクルをプレイするとゲーム病になる可能性が高いとか発表すればプレイヤーはだいぶ抑えられるのではなかろうか。
しかしパラドがこんなことをし始めた目的は『バグスターによる人類滅亡』ってな話だけど、パラドさんはどれだけの国民がゲームなるものをしてると思ってるんだろう。ソシャゲならともかくガシャットという現物を金銭を出して購入してまでゲームをやるような人間がどれほどいると思っているのかと。少なくともわたしはやらないわけでさ、このやり方で人類滅亡は無理だと思うよ?。
でも「ゲームで攻略される側の気分を味わえ」というパラドさんの言葉は結構深いと思う。パラドさんは単に常に(当たり前に)「攻略する側」であるプレイヤー=人間が気に入らないってなところだと思うのですが、相手の立場になってその気持ちを考えることはとても大事なことだよね。それがちびっ子に伝わるといいよね。