白河 三兎『十五歳の課外授業』

十五歳の課外授業 (集英社文庫)

十五歳の課外授業 (集英社文庫)

なんか・・・生々しいな。中学生の「課外授業」ときたら、まぁ性的なものを想像してしまうわけで、主題ではないもののこれもまたやっぱりそういう要素があるんだけど、表現的にはそうでもないのに、それがひどく生々しく感じてしまった。
この作品に対する直接の感想というわけではく社会的な意味として、今の小中学生ってどんな大人になるんだろう、なってしまうんだろうという漠然とした不安を覚えなくはない・・・かな。