『仮面ライダードライブ』第32話「進化の果てに待つものはなにか」

これ、既定路線なのかなぁ・・・。
刑事ドラマに殉職は付き物と言っても過言ではないので主人公でなくとも誰かが死ぬってのは最初から案としてはあったのかもしれませんが、真影というキャラも超進化という展開もわたしには後付けのように思えるので、ここで主人公を『殉職』させるってのが安易というか・・・・・・はっきり言っちゃうと趣味悪いなーとしか思えない。
ていうかその直前に命の危険を顧みず生身状態で体内に埋め込まれた氷の針を取り出す進ノ介ってのをやったけど(麻酔もダメなんですか・・・)、進ノ介が身体張ったことによって作ることができた記憶を元に戻す薬を使ったのって結局現さんに対してだけって。
徹くんとやらはあれ薬渡されたけど使ってないんだよね?。どら焼きと、それから親子の絆とかで記憶操作から解放されたんだよね?。つまり自力で打ち勝ったと。そこには父親が「特異体質」であることも多少は関係してるだろうけど(泊親子が揃って001の能力が効かないのが『体質』によるってことならば徹くん親子もそうであっても不思議じゃないわけで、掛かりが浅かったってことかと)、それにしたって進ノ介のあのウワーウワーってな叫びの結果が現さんがロイミュードって言えた―!って意味がわかりません。予告にいた剛は元に戻ってたっぽいから剛に使われるのかもしれませんが、間に『殉職』を挟んじゃったら進ノ介の頑張りによって作ることができた薬とかどーでもいいってな感じだろ。
つーか剛はこれマジで薬で元に戻るんかな・・・。だとしたら洗脳される→薬で解放ってこの間の剛って一体なんだったんだよと・・・。そんなの一般人と変わんないじゃん。
つーか一番イラっとしたのは霧子が「チェイス!剛!」と呼んだことね。あの状況でオトコの名前を先に呼ぶのかこの女はと。
で、真影が己の能力が効かない特異体質の人間の中には何の価値もない奴も少なからずいるとかなんとか言ってたけどさ、完全に記憶操作したはずの徹くんは自力で記憶回復できちゃってるし、とうの昔に記憶操作されていたことが明らかになった現さんもロイミュードって言えないだけでロイミュードの姿は見えてるし捜査も普通に出来てるし、ずいぶんとチンケな記憶操作ですねーってなぁ。
あー、あともう用済みだってんで捨てた仁良が速攻寝返ったってのもありましたね。仁良なんてそれこそ取るに足らないチンケな存在だから寝返ろうが裏切ろうがどうでもいいってなことなのでしょうが、お得意の記憶操作で適当な記憶与えときゃいいだろうに、捨て方が下手糞だよなーと。
(仁良も仁良で、あっさり捨てられたことで目が覚めたってか警察官としての志を思いだしたってんで特状課にビシっと詫び入れたところで改めて共に働かせてくれないかとかさ、そういう感じならいいけどこれ完全に私怨じゃん。おのれ真影・・・ッ!!でしかないじゃん。警察官を主人公にして、警察組織の一員として戦うライダーを掲げておいて、仮にも警察の一員であるキャラクターに対しどういうつもりでこういうことをさせるのだろうか)
これが意図的なものというか、一見敵としてすごそうな真影だけど実はたいしたことねーんですよ(ラスボスはもちろんハート様です!!)ってな意味があるのならば、そんな奴に殺された進ノ介って・・・ってな話だし。
でもまぁここから主人公を生き返らせることができる、それが許されるのが仮面ライダーなわけで、どういう物語でもって主人公を生き返らせるのかしっかり見届けたいと思います。


ところで。ハート様VSチェイスチェイスの呼び出しによって行われたようですが、チェイスの目的がどうあれハート様的にはチェイスが超進化態になるための『鍵』でるかどうか、それを見極めるための戦いだった、ということでよろしいですかね?。で、そのためにハート様は満開の桜(の風景)を用意したんですか??。え?ハート様にそんな能力ありましたっけ?ていうか、え?なんで?なんんでわざわざそんな舞台にしたんですかハート様??w。