『仮面ライダードライブ』第19話「なにが刑事を裁くのか」

あー、5年前に活動してた復讐代行人の「ジャッジ」は宇津木で、ロイミュードとはなんら関係なかったのか。で、5年前のジャッジ=岡島くんに濡れ衣を着せ身代わりとして殺した犯人をなんとしても捕まえるべく怒りと憎しみの炎を燃やす橘さんの“感情”に反応したロイミュードがたまたま「ジャッジ」という名前だったということなのか。紛らわしいなぁ。
で、橘さんは橘さん、橘さんをコピーしたジャッジはジャッジなのかと思ってたんだけどそうではなく、橘さんとジャッジは云わば「共犯関係」にあったということだよね。同じような関係性だったスクープ目当ての新聞記者が逮捕されたのに橘さんはスルーって、それでいいんだ?。たとえ相手が悪人だろうがなんだろうが罪は罪、悪の心が消えたからって罪は残る。一般人がそれを認めても警察の人間が「罪」に手錠をかけなくてどうするのかと。なにより橘さんは人間ジャッジを誘き出すために悪事を働くことも厭わないという覚悟で行動していたわけで、そこはキッチリ逮捕すべきだったと思うんだけど。橘さんも橘さんで「源、いい仲間を持ったな」じゃねーだろよ。複雑な感情を堪えて恩人に手錠をかけた源さんが、結果起訴されずに釈放された橘さんを出迎え妹さんを支えてやることが贖罪だと言ってやるってなオチならこんなにモヤモヤせずに済んだだろうに。
つーか警察はロイミュードの存在を認めてないわけで、ロイミュード倒したからって事件解決にはならないだろう?。確か元々変態嗜好はあったっぽかったけどロイミュードが起こした事件とは全くの無関係だったルー大柴の画家も事情聴取されたように記憶してるんだけど、ルーは事情聴取されてんのに橘さんは現場判断で許されちゃうとか“身内”に対してのみこういうことされちゃうと『デカ魂』だの『俺達の正義』だのが薄っぺらく思えてしまうわけでさ、これはダメージでかすぎるというか、今回はさすがに許容範囲を超えたと言わざるをえない。
でも次回はブレンさんが修羅場るようなのでがんばります・・・。ブレンさんもがんばって・・・。