- 作者: 長岡弘樹
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2014/02/14
- メディア: 単行本
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なので既読作と比べると大きな流れというか、最終的に訪れるカタルシスがなく、そういう意味では若干の物足りなさが残りましたが、それでも7話全て満足させてくれるのはさすが。
帯にあるように「心温まるどんでん返し」「切なさはビター」という共通点があって(切なさはビターって表現はちょっと気持ち悪いんだけど・・・(笑))、だから3作目あたりからはもう大体のオチは読めてしまうんですよね。どんでん返しの伏線も解りやすいし。でも満足できる。むしろその「ベタさ」を心地よいとすら感じる。「巧い」ってこういう人のことを言うんだろうなぁ。