『クロコーチ』第7話

少年Sが現在のレオだと確定したものの(少年Sと呼びかけられて振り返ったレオの顔はちょっと凄かったなー。いつも通りうっすら笑みをたたえた穏やかな表情ではあるんだけど、でも表面に貼り付けてたものをペロンと剥したってな感じで確実にこれまで見せてたのとは違う貌がそこにあった)、黒河内にとって重要なのは「3億円はどこにあるのか?」ってことなのか。つまり真相解明が目的ではないと。
でも桜吹雪会創設メンバーである眞島さんの話を聞く限り、3億円はもうすでに当時の形では残ってないと思うんだけど黒河内の言う「3億円」ってのはそのまんまの意味ではなく運用して今じゃ数倍数十倍に膨れ上がってるであろう桜吹雪会の“資金”はどこにある?と聞いてるってことなのかなぁ。
そして3億円の在り処を突き止めることが敵討ちになるのか遺志を継ぐことになるのかはわからないけど、とにかく火事で死んだと思しき女性ジャーナリストの話に繋がると。
で、その眞島さんを始め遠藤さん以外の設立メンバーは既に鬼籍に入ってて遠藤が殺されたことによって“桜吹雪会への入り口”が閉ざされちゃったってなことだけど、眞島さんの城尾は実は生きてた展開が待ってそうではあるよね。でも当時の写真を見る限り遠藤が最年少っぽいわけで、ということはもし城尾が生きてるとしたら山本學さんよりも年上ということになるわけで、それこそ山崎努さんあたりを持ってこないとバランスが取れないと思うのよね。風間杜夫さんや大地康雄さんをこんな使い方したドラマだから大物持ってくる可能性はなくはないけど、もはや桜吹雪会の“実権”は沢渡(世代)が握ってるんだろうから設立メンバーと言えど黒河内にとっては“3億円への入り口”以上の価値はないと思われるわけで、遠藤さんがあらかた喋ってくれた&入り口が閉ざされたことで沢渡と直接交渉に出たことだしこれで(現代での)設立メンバーはお役御免として城尾が生きてるってセンはないかなぁ。
それはそうとして、創設メンバーの頭文字をとると「遠山金四郎」→桜吹雪会って、そのネーミングセンスというか発想に笑ってしまったわw。眞島さんがどんな顔してその名前に賛同したのかとw(言いだしっぺだったらどうしようw)。
で、ここへきて思い出すのは沢渡が桜吹雪会メンバーに命じて邪魔者の命を奪ってきたのみならず沢渡自身が女子高生を殺したガチの殺人犯であるという事実なのよね。警察の威信を守るために警察官の不祥事を揉み消すのではなく揉み消すことを前提に(罪にならないと判った上で)自分の欲望を満たすべく犯罪を犯したのが沢渡なわけで、それって設立メンバーの理念・理想からは外れてるわけだよね。桜吹雪会内部でそこいらへんの情報伝達がどう行われているのかは分りませんが、沢渡の悪行を遠藤が把握していたのだとしたらそのまま放置してはおけないんじゃないかと思う。だから桜吹雪会の中で密かに沢渡排除(抹殺)計画が進行してたりはしないかなーと。もしそういう話があるならば、実行犯はいしだ壱成で、壱成は城尾の息子とかどうよー。・・・ってのは3億円を前にしてこれを警察官のために使おうと言いだしそのために桜吹雪会なんて組織を作り実行犯である少年Sの死を偽装し偽の身分を与えるだなんてことを淡々とやってのけたその静かなる狂気が壱成の存在感と似通ってないかな?と思ったことからの発想なんですが。
あーでも今書きながら気がついたけど壱成が城尾の息子だと年齢が合わないか。当時30代前半として今生きてたら70代後半〜80歳ぐらいになるよね。その息子としたら40代ってことになるかー。・・・・・・小市さんの牛井さんがいるじゃないか!!!(利重さんの柿崎管理官はない。志賀さんゲスト回の様子からしてこの人に裏はないって信じてるもん!)。
それはそうとして。次回また純愛兄貴でんのかよおおおおおおおお!。わたしこの人が出ると妄想スイッチ入っちゃって本筋が頭に入らなくなっちゃうんだけどw。