『THE UNLIMITED 兵部京介』#03「清楚と汚濁 -Queen not a princess-」

今回はユウギリ(の過去)がメインだったせいかアクションないし話もハードでもなければ捻りもないストレートな“いい話”だったんで1.2話と比べると映像的には物足りなさが残りますが、少佐のタキシード姿に跪き手にキッスする少佐が拝めたのでよしとしよう!(えらそう)。毎回毎回解き放てアンリミテッドしてたら少佐の身体的にもいろいろ影響あるもんね^^。
つーかバトルってか超能力シーンはものすっごい気合い入った映像なのに、ジャケットを脱ぐ→蝶ネクタイを外す→シャツのボタンも外す皆本と賢木のシーンはあからさまに適当な作画でワロタw。マングロさん正直すぎですw。
あと女王の顔を少佐の顔に変えるのはいいけど『PANDORA参上!』ってwwwww。1.2話からしてパンドラは(この作品では)スタイリッシュな組織のイメージなのになんでそこ昭和センスなのよw。いや少佐はバリバリ昭和の男ですがw。
で、次回チルドレン出るのかー。この作品はオリキャラであるアンディの目を通して兵部京介を描くってな趣旨のはずだけど、皆本と賢木が出たことで明らかにアンディの出番が削られてしまってて、今回はユウギリを描く回だったせいもあるだろうけど肝心の“アンディ目線”を上手く使えてなかったように思うわけで、皆本は現場に向かってるのに部屋に残って女口説いてる賢木先生・・・ってのはまぁ有難いけれどありがたいけれども!!、そこは賢木ではなく身体張って王女を守ったのに(首謀者を特定したはいいけどあの場でアンディが動かなかったら王女結局撃たれてたかもしれないじゃんね?)(まぁそこは少佐がどうとでもしたでしょうが)少佐からは「ご苦労」の一言だったアンディが次の瞬間少佐とバーで歓談してるまでの“その間”、その間にアンディがバベル組のことも合わせて今回の件をどう感じたのかってことを描くべきじゃないのかなー。あと王女かユウギリからのフォローも欲しいよね。だって少佐が陰ならアンディは陽だっていうじゃない。少佐の『対』というならばそれ相応の描き方をしてくれないと。アンディの目的はパンドラ(少佐)から何かを奪うことなのにそれを探ってる様子もないしさ、この上チルドレン&不二子まで絡むとなるとなんか視点がとっちらかりそうな気がしてちょっと心配かも。
もひとつおまけに文句を言うならば、最初に王女に跪き手を取る少佐が拝めてよかったとは書きましたが、ああいうタイプの“ノーマル”って少佐一番嫌いだと思うし実際王女から協力の申し出があったときも完全にイヤそうな表情浮かべてたぐらいだから、あの場面はユウギリを頼みますと言う王女の手を少佐自ら取って跪いて誓いの言葉とキッスの方がよかったなー。エスパーを保護するなどと言うノーマルとしては相手にしないけど、ユウギリが素直に懐いてるということは出来るかどうかは別として王女が本心からそう思ってるってことだし、なによりも“ユウギリのために”挨拶をしてやろうってことならば納得だし、わざわざ跪きその手にキスしたのは『だってその方がカッコいいだろう?(ドヤァ)』ってことで超納得だしねw。