まずは兄の命でその子(甥)が弟(叔父)を射殺すという修羅場りまくりの源氏ですが、え?タマキング義朝さんの息子が波岡一喜なの!?????ねーーーーーーよ!(笑)。いや確かに波岡は命令されれば叔父だろうが躊躇なくかつ過剰にぶっころせる人だから悪源太はまさに適役でしょうが(全力で褒めてますからね!)、そもそもタマキングが1桁年齢のまだ毛も生えてない少年役をやったぐらいですからこの大河を「見た目年齢」で見ちゃダメだってことぐらいわかってるつもりなんですが、でもねーよ(笑)波岡何歳だよ(笑)。ていうか波岡ぶちこんだことで源氏ますますヤクザ集団じゃねーか(笑)(多分それで正解なんですよね?w)。
その頃平氏は時忠たんが連れてきた妹・滋子をモノにするのは「俺じゃね?」「ボクでしょう!」「いやワシでは?」とどいつもこいつもスケベ心丸出しでワロタw。なにげに忠正叔父さんが本気でソワソワしてるってかかなりの勢いで「てことは俺?」ってな顔してんのがかわいいのなんのってなw。ていうか家貞おまえwww確かに亡き殿から変わらず平家を支えろとは言われてたけど、一旦は出家を考えた身であろうにおまえというやつはwww。
でも毎回毎回楽しそうな平家シーンを見るたびにその先に待ってることがチラついて哀しくなってしまうのだけど、今回の池禅尼(宗子さん)のお願い、これこそが忠正叔父さんと清盛を分かつ理由になるんだろうなぁ・・・・・・。池禅尼のこの発言って、平氏一門を守る(守らねばならない)という思いがまずあるのは当然として、その奥にはやっぱり清盛に対する複雑な気持ちってか棟梁として100%認めてるわけではないのかなーと「殿は苦笑いしてるかも」ってな発言を聞いて思ったんだけど、ほんっとこの人って良くも悪くも得体が知れない人だよなぁ。だいたいみんな“このドラマの中ではこういう人として描かれてる”ってのが判る(見える)のに、宗子-池禅尼だけはイマイチ分からないもの。このドラマの中では美福門院なんかよりもよっぽど怖いわ。
そんな人の想いを1人背負って忠正叔父さんは・・・・・・(´;ω;`)。
ていうか前回の予告で清盛に刀向けてキルユーしてるの時忠たんだと思ってたんだけど、義朝さんでした。タマキングと剛くん見間違えるとか俺のフィルターどんだけー。
そして今日も白わんこかわいいよ白わんこ!!。
どこまでいっても報われない崇徳帝は今回も気の毒すぎる。父である鳥羽院からのお手紙(写経)をもって仲直りしなよーって言ってきたのは清盛なのに、そりゃそのお手紙をびりびり破きはしたけどでも受けた仕打ちを考えればそれぐらい当然のことだし、ていうか謝ってきてんのは鳥羽院の方なんだからちょっとぐらい考える時間くれたっていいだろうに、ようやく覚悟と決意してお父様のお見舞いに向ったらはい時間切れー!って可哀想すぎる。おめーに言われたくねーんだよ清盛!!って思わず画面に向けて言っちゃったもん。
自分を追い出したにっくき得子に法皇様はもう長くないから悔い残さないように会っておいたほうがいいんじゃない?などと言われたことももちろんあっただろうけど、やっぱり決め手となったのは清盛が持ってきた法皇の想いがこめられた写経であり自分と同じ立場である清盛の言葉だと思うんだよね。崇徳帝がウジウジ悩んでる間に清盛には信西や義朝や時子の言葉を自分なりに考え仲直りさせようっ♪なんて思ってた自分がいかに馬鹿でアホで間抜けで愚かな甘ちゃんだったと思い知るという変化が起きていたわけだけど、でもんなこと崇徳帝は知らないわけじゃん。崇徳帝から見れば梯子外された以外のナニモンでもないよね。しかも衆目の中剣突きつけられるなどというありえない行い(清盛的には白河院にも雅仁様にもエクスカリバー向けてるし鳥羽院もエア射撃してるからそない大したことじゃないんだろうけど)でもって。これは酷い。酷すぎる。大乱を防ぐ目的でやろうとしたことだし一族郎党守ろうとするのも棟梁としては正しい立ち位置ではあるけれど、でもどうみてもコウモリ。わたしには清盛のやったことはどっちにも耳障りの言いこと言うコウモリとしか思えないよ。どれだけそのことを清盛自身が悔しく思っていても。
つーかお前はなんど自分がすべきことは「平家を守ること」だと確認すれば気が済むんだと。
でも「一足遅かった」のは事実・・・なんだよねぇ。もしそこで清盛に止められなかったとしても、父親の死に目にはあえなかったんだよね。なんかさぁ、なんていうのかなぁ・・・崇徳帝の時間は崇徳帝以外の人の時間とはちょっと違うのかなぁ・・・なんて思ってしまった。だから崇徳帝の人生はこんなにも上手くいかないんじゃないかなぁって。鳥羽院歩み寄りからご崩御までの時間は崇徳帝にとってはそんなに長い時間じゃないんだけど、きっと他の人にとっては、というか現実的にはその1.5倍ぐらいの時間だったんじゃないかなーって思うの。だから人とはちょっと違った時間で生きたってだけで崇徳帝自身はなにも悪くないよ!と言ってあげたい><。
そんなズタボロ崇徳帝の前に人影が→見上げた視線の先にいたのは頼長様!!にはキッタアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!ってマジ叫び声を抑えられませんでした。雨に打たれる中見つめあう二人の向こうにカチリとハマってしまった運命の歯車が見えたわ。
頼長様もさー、最終的には鸚鵡しかいなくなっちゃってついつい「そんなに何度も言うたか?」って苦笑気味に言うのキュンキュンするんですけども!!。なのでわたしは断然崇徳帝&頼長様派です!。だってそれに加えて為義さんと忠正叔父さまもこっちチームですもんね!どう考えても後白河チームに勝てる気しねえええええええええええええええええええええええええええええええ!!!(笑)。
最期まで菊まみれと素敵映像を見せてくれた三上さん鳥羽院お疲れさまでした。貴方の存在がなかったら多分わたしはこの大河にここまで夢中になってはいなかったと思います。