『パーフェクト・リポート』第3話

編み物しながら見てたんでよくわかんなかったんだけど、本来遊軍が取材するべきだった人気女優と野球選手の結婚と、今回蒼山たちが追っていた過去の事件の真相って、なんにも関わりなかった・・・よね?。ただ単に各社こぞってトップで流した女優のニュースを押しのけて蒼山たちが作ったVTRがスクープとしてトップで流れたってだけだったよね?。結婚がトップニュースになる人気女優と名もない劇団員ではあるけど“役者”という共通点があるわけで、そこが今回の物語のオチと関係してるのかな?なんて思ってたんですが。あ、でも残された彼女にプロポーズ予定だったってことで「結婚」というざっくりとした繋がりではあったのか。ふーん。
しかしなぁ・・・これはドラマの中で蒼山がそう言ったからかもしれませんが、それでも普通に考えて「自分が主演として舞台に立つ」その日に現金強奪事件を起こそうとするか?とは思うよなぁ。岡田くん(役名なんだっけ?)は犯人じゃないわけだから当然証拠なんてないだろうし、そんな状況で岡田くんを犯人とした警察無能すぎじゃねーか?と思ったわ。それに1.2話とは「事件」の質が違うじゃん。どうせやるなら警察の捜査の杜撰さまでつっこめよと。それにあの管理人も確かに当時は病気の妻を抱えて自首するわけにはいかなかったんだろうけど、だとしても妻が亡くなった時点で自首するなりなんなりしろよってな話だべ。命日にコーヒー豆おひねり供えてるからいいってなもんじゃねーだろ。それは美談にすべきじゃないと思う。・・・んだけど、これはそういう目線のドラマではなく「メディアが真実をどう伝えるか」ってなドラマなんだよね?。つまり「何の罪もない一人の青年が8年間冤罪をかけられていた」という真実を「どう伝えるか」ってことを描くドラマ・・・なわけですよね?。真実をそのまま伝えるのではなく報道マンを通して伝えることに意味があると、そこで今回蒼山たちが選んだ方法が「美談」だったと、そいういうことなんだろうから、なんか何が書きたいのかわかんなくなってきたけどw、そこいらへんに疑問を覚えたり引っかかったりしたら負けってことなのかなー。
蒼山と赤坂が顔くっつけてモニタ覗き込んでるのをニヤニヤ見てたり、なんだかんだで蒼山の指示にしっかり応える遊軍チームの空気感は好きだし、15分で編集終わらせろっつって全員が自分の仕事をきっちりをやって仕上げるあたりはプロっぽくてカッコイイなと思えるんだけど(特にコヒさんの白石さんな!)、もうちょっとこう・・・燃える感じが欲しいかなぁ。遊軍という設定上、その日のうちにネタを作らなきゃならないというスピード感みたいなものは不必要なのかもしれませんが、そういうのも欲しいかなって今回の15分で編集のくだりを見て思った。
あ、そういやスタジオに完成したVTR届ける時に遠藤くんの桃井がぶつかってテープ落としてたけど、あれなんの意味があったんだろ。ぶつかった相手もテープ持ってたから取り違えちゃって15分で完成させたのにトップニュースには間に合わなくて全員に責められる桃井・・・ってな展開になるのかと思ったのに、あれは“急いでる”イメージ映像的なもの・・・だったのだろうか。
蒼山がフリーになるとかなんとかってな話が出た時黒井が動揺してたけど、仲悪いのかと思いきや新聞で釣って釣られて遊んでたしw、もしかして・・・蒼山がされたことあるプロポーズの相手って黒井だったりしてねw。正直今の段階では蒼山が引きずってるっぽい11年前の事件とかトラウマとかどーでもいいんだけど、そのせいで蒼山が黒井のプロポーズを受けなかったってんなら話は別だ!詳しく聞かせろ!w。