『救命病棟24時』第2話「救えない患者はどこへ」

熱でへろへろの状態で見たからかもしれませんが、展開の早さについていくのがいっぱいいっぱいでした。初回を見て今回の主題は『救命の現場が抱える問題』を描くことで、その象徴が“医療ミスを訴えられている小島”なのだろうと、そして横軸としていわくありげな薬を服用している進藤先生の個人的な問題が用意されてるのかなと思ったのですが、あれれ?どっちも2話にして片付いちゃったよ!。見終わって思わず「早っ!!」と言ってしまいました・・・。てかユースケカッコよすぎじゃねぇ!?小島の裁判を傍聴した後エレベーターへ乗り込んだところまでは絶対悪い人ってかヤな奴だと思ってたし、小島を訴えてる原告親子を小島が働く救命の現場に連れてきたのは、現場の大変さを口ではなくその目で確認させ怒りの矛先を替えあわよくば自分の目的の為に使おうとまで思ってるに違いないと思ったのに、確かにそれはそうだったけど結果的に救いの神みたいになってんじゃんw。しかも澤井先生はそんなつもりじゃないっぽくてキョットーーーンとしてるだなんてズルイじゃないか!w。最終目的は政界に打って出ること!とかさ、そういうもっと絵に描いたような出世欲とか権力志向の塊みたいな奴だったら思いっきり憎めそうなのに、出来るツンデレだなんて卑怯だぞ!こんなカッコいい役ならなおさらユースケにやらせんじゃねえええええええええ!w。
てかさぁ・・・・・・・・患者に希望を持たせるために「大丈夫」と言って聞かせるだなんてそれ進藤先生じゃないと思うの・・・。進藤先生のことだから『安易に』いったわけではなく、治る見込みの方が大きいから言ったんだとは思うけど(そう思いたい)、それでも確実ではないことは口にすべきではないってのが進藤先生じゃないのかなぁ。でもねでもね、今回までの進藤先生はあれで秘かにHIV感染の恐怖と戦ってたからだと思うのよ。普通の医者ならそこで不安を表に出してスタッフや患者にあたるところだけどそこはゴッド・進藤だもの、あえて優しく接したんだと思います。そして「大丈夫」って自分にも言い聞かせてたんだと思うわっ><・・・・・・・・・絶対違うけどw。
つーか進藤先生がまさかあんな単純なミスでHIV感染したかもしれなかったってのがめったくそショックだっつーの!。進藤先生も普通の人間だってのを言うためにHIVなんてものを持ち出すなんてスケールでかすぎだろうと!スケールの出し所間違ってるだろうと!w。絶対陰性に決まってるとは思うものの、研修医石田くん(って役名なんだっけ?)(ストレッチャーの上で寝ちゃうのがキャワキャワ!)が結果発表するまでの間が異常にドキドキしたわー。てかまさか眼科医が適当に扱った注射器が進藤先生HIV感染の伏線だったとは思わなかったよ。ただ単に怒られてキレて飛び出すためのアイテムとしか思ってなかった。
そんな眼科医が「ここにも救命医がいる」(キリッ)と言ってのけたのには思わずかっこいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!と叫んでしまいました、姉妹でw。それまで眼科医が画面に映るたびに「こいつ誰だよ」「いらねーよ」とボロクソ言いまくってたのにw。でも耳鼻科医は既に馴染んでるっぽいし、看護師たちも結構な勢いで一致団結してるじゃん?これで眼科医も加わり来週は山城さん復帰でしょう?そんでもって澤井先生はツンデレときたら救命チームの人間関係はあらかた終わっちゃった感があるんだけど・・・。医療過誤問題が今回のテーマだってことは間違いないと思うので、となるとこの先の展開としては澤井先生をボスとする海南医大救命救急センターが国に喧嘩売る・・・みたいな感じになるのかなぁ。どことなくバチスタシリーズの影がチラ見えするけど・・・。