『コード・ブルー』第4話

予告に壮大に釣られた自分が情けないのだけど、最後の藤川の号泣には不覚にもグッときてしまいました。浅利くんはできる子。頬の傷が気になって仕方ないけど。
これまでと同じように4人それぞれエピソードを抱えながらもスポットは藤川にキッチリ当てた形だったからこれまでのどの回よりも見やすかったし、白石の(患者)エピと藤川が絡むのも自然だったし、展開としてもなかなかよかったと思う。結局辞めないのかよ!!とは思ったけどね。藤川というよりも藤川母の存在が親に疎まれてると思っている冴島と両親を亡くしてる藍沢に何らかの影響を与えたってのは評価するけど、黒田に言われるまでもなくあのおっちょこちょいのお調子者な性格に加えて技術もさほどでもないとなるとフライトドクターには向いてないんじゃ・・・と思うわけでそこらへんが結局のところ曖昧にされちゃったというか、ああまではっきりと言われたってのに藤川がフライトドクターを諦めない理由が知りたかったなと。あと、緋山のエピははっきりと物を言えることが自分の取り柄の一つだと思ってたのになかなか告知できなかったことで患者や家族の悲しみを増すことになってしまって自己嫌悪って感じに見えたんだけど、元気なつもりなのに半身不随として生きていかなければならない21歳の青年が呟いた1日が長いってのはイコールこの先この状態で生きていく気が遠くなるほどの時間なわけで、もちろん命より重いものはないのだけど、助けることが必ずしも喜びや感謝を生むわけではないってことを知るってとこまで描いて欲しかったかなと思う。
でもまぁクールで無表情なオットコマエっぷりを余すことなく発揮しながらもやってることは雑用と愚痴聞きな藍沢P様はこれはこれでとても素敵だったし、つまるところはP様が美しければそれでいいのよね。
この勢いで、そろそろ藍沢先生の私服姿が見たいんですけど!と全く不要なシーンを望んでみるw。