- 作者: 小路幸也
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2007/11
- メディア: 単行本
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なんか最後は尻つぼみというか、肝心なところをぼかされたような気が・・・。タイムスリップに関してはSFというよりもファンタジー寄りと言ったほうがいいだろうな。1968年は三都視点、2006年が安斎視点で語られるのですが、それが物語をすっきりと見せる反面結末が想像できてしまって、読み物として何かもう1つ欲しかったなーという気がしました。具体的に何かとは言えないんだけど・・・。
読後、現在放送中の仮面ライダー電王と似てるなと思いました。記憶が時間を作るとか、忘れるほうがつらいのか忘れられないほうがつらいのかとかそこらへんが。