『ハケンの品格』

現在派遣として働いてるもんで、単純にドラマとして楽しめるかな・・・と思っていたのですが、スーパー派遣社員もスキルに関して嘘言いまくる派遣社員も両極端すぎてさすがにいねーよwwwと思えるような設定だったからかな、案外普通に楽しめました。もっと凄い仕事をこなすのかと思いきや、さほど特殊能力が必要だとも思えなさそうな仕事なのに時給3,000円ってなんだよ?と思いましたが、なんかスゲー乗り物運転しての登場でそういうことかと。そこらへんも踏まえての3,000円なのねと。派遣で時給3,000円って聞くと一瞬スゲー!と思うけど、SEの凄い人になると4,000円とか5,000円とかいくって聞くし、そう考えるといくつも資格持ってるスーパー派遣の時給が3,000円って微妙なところなわけで、通常レベルの仕事+突発時の対処ということで3,000円なのねと(ていうか、クライアントは派遣会社が派遣社員にいくら払ってるかは知らないはずだから、もし3,000円の時給というのがあの会社が派遣会社に払ってる金額だとすると、大前さんの時給は2,500円ぐらいなんじゃないかと思うわけで、もっと高い設定でも良かった気もする)。あの部長(松方)も一応ちゃんと考えてるんだな。きっと毎回問題が発生して、その都度毎回大前さんが持ってる特殊な資格が生かされるという“決めシーン”があるんだろうな。ありえねーーーーーwwwと思いますがむしろそんぐらい突き抜けてるほうが軽く見られていいな。毎回ねーよwwwって突っ込めそう。タクシー=商売なんだから保険の査定やらなにやらあるだろうに、朝事故ってその日のうちに即廃車(廃車にするほどのものには見えなかったけど)とか、見つからなかった時の対応策を一切とらずに忘れたディスクを探すために課員全員総出とか、派遣に向かって「派遣さん」とか「おい、そこの派遣」と呼ぶとか、端からリアリティ無視!なところが潔い。まぁ、何で大前さんがあの場にユンボ?を用意して現れることが出来たのか伏線もなけりゃ後説明もなかったのはさすがにちょっとなぁ・・・とは思いますが、毎回これだとマズイけど初回だし、大前春子という人物のプレゼンテーションということでいいとする。
テンポも良かったし、キャストがみんな適役で、特に社員側、くるくるパーマ・大泉と担当上司・孝太郎さん、あと意地悪女の板谷さんと、派遣会社の安顕さんがなかなか良かった。大泉の派遣嫌いはデフォルト設定で“そういうもの”として扱われるのかと思ってたから、ちゃんとその理由が1話から明らかになったのも良かった。派遣やってる側からしてみりゃそんな甘いこと言ってるとあんたもリストラされんぞーと言ってやりたいけど。大泉と孝太郎さんのコンビは結構合うな。ていうか孝太郎さん超素敵。あんな上司だったら会社行くの楽しいだろうな(真剣)。勝地くんにはもうちょっと犬っぽくなってもらいたい。いずれ森ちゃんと一緒になって「大前さんに一生付いていきますっ!!」って言ってほしい。
それからフラメンコギタリストしろたんカッコエエエエエエエエエエ!!!!!あいつガチだwwwあれで21歳だなんてお姉さん認めないわっ。


大泉どころか安顕さんも結構な出番だし、北海道の視聴率が気になるところ。