『嫌われ松子の一生』第8話「ヤクザとの同棲」

松子が刑務所に入ってから2話ほどオトコマエ率が低かった反動でしょうか。キャナメがどえらいオトコマエに見えました。最初は龍洋一には歳とり過ぎだろと思いましたが、全然気にならなかった。「先生」と呼びかける時の表情にあどけなさ(は言い過ぎだけど)というかほっとけなさというか、守ってあげたくなるような感じが出てた。褒めすぎか?
お背中の刺青うほっ!顔が細長いから身体も華奢なのかと思いきや、適度な肉付きに結構広めの肩幅にうほうほうほほー!でございました。佐久間さん(つっつん)のお背中はゴツゴツとしてて野性的で男臭ダダ漏れでございましたが、洋くんのお背中はつるりんとしてて陶器のようなお肌でございまして、うーむ・・・甲乙つけがたい。絶対に触っちゃダメという縛り(ここ重要)で、1センチぐらいの距離で舐めるように眺め倒したいと思ってしまった変態がここにいます。グヘヘ。DV洋くんの、馬乗り容赦なし往復ビンタも「シャブ中が飯食うわけねーだろぉぉー!」もそれはそれは素敵でございましたが、仕事に行く前に不安がる松子をそっと抱きしめて「ゴメン、仕事なんだ」と優しく諭すジゴロ洋くんも大層素敵。背が高くて鴨居?をくぐるときにちょっと身体を屈める洋くんにドッキンコ。一番うひょーーーーーい!てなったのは、洋くんのおパンツいっちょ姿でございました。グヘへ。
松子を探すために、松子に逢うためにヤクザになるという思考の流れが謎すぎる洋くんですが、あれ米櫃だったと思うだけど、シャブあんなところに隠したら松子に見つけてくれっていってるようなもんじゃないか・・・。なかなかアホだな洋くん・・・。そいえば松子ってすっかりシャブ抜けたんですね。結構どっぷりはまりまくってたように見えたけど。美容師としての技術もそこそこらしいし、男絡み以外ではそれなりにしっかりしてんだよな。男が絡むとたちまち判断力ゼロどころかマイナスに陥るわけですが。その点めぐみはすげーな。ほんとあんないい友達がいる松子は幸せ者だと思う。めぐみだけじゃなく、美容院のオーナー(やっぱり松子を狙ってるように見える)だって心から親身になって心配してくれてるのに、なんで松子はダメな方ダメな方を選ぶかな。選ぶだけじゃなく、そこから抜け出す努力もしないからね。むしろ好んで堕ちたがってるとしか思えない。めぐみもオーナーも、男に依存せず、むしろ男を食わしてやるぐらいの勢いと覚悟でどん底から這い上がったというのに、松子は男に依存することをやめようとしない。もはやここまでくると性分だから仕方ない・・・んだろうなぁ。愛し愛されることでしか自分の価値を確かめることができないんだろうなぁ。これだけいろんな経験をしてきたってのに、哲也と付き合ってた頃と本質の部分では全く変わってないんだよな。バカだなぁほんと。ていうか松子って基本入れ食いよね・・・。多分告白されるまでは、教師を辞めるきっかけになった教え子の龍くんでしかなかったと思うんだよな。特に男だと意識することなんてなかったと思うし、松子の男の好みって根底にファザコンがあるから、精神的に頼れる男というか尊敬できる面がある男によっかかりたい女だと思うんだけど、その点龍洋一という男は逆なのにも関わらず、ちょっと熱く告白されたからって即同棲だもんな。お前に恋愛ポリシーはないのかと。来るもの拒まず去るもの追いまくりがポリシーなのかもしれませんが。
そいえば洋くんが松子の家を「ここは組には知られてないから」とかなんとか言ってましたが、今までどこに住んでたんだろ。
オトコマエ麻取こと神保さんの役割がまだよく見えてきませんが、あいつどっち側の人間なんだー!
明日香の妊娠とか余計なネタいらないんですけど。昭和側は面白いのに、平成側になるとキャナメも含めてあまりの下手っぷりに集中切れちゃうんだよな。あれがこの子はおばさんの生まれ代わり、おばさんの分もこの子が幸せになる(と明日香が考える)とかそんな展開だったらどうしましょ。えーっと、父親に「あたし産むから」なんつって明日香が宣言するシーンとかないですかね?当然父親の松也はコント扮装で。