平山 瑞穂『シュガーな俺』

シュガーな俺

シュガーな俺

2003年に「糖尿病」と突然宣告された著者自信の経験に基づいて執筆されたオートフィクション。


糖尿病こえぇぇぇぇぇ!
もうそれに尽きる。私もなんとなく 糖尿病=太ってて赤ら顔の中年オヤジが罹る病気 というイメージを持ってました。先天的なものと後天的なものの2種あることぐらいは知ってたけど、そうでもないんだなぁ・・・ショック。1.やたらと喉が渇く 2.体重が激減 3.全身の倦怠感 がチェックポイントだそうで、確実に“2”は当てはまらないから大丈夫・・・今のところは。まぁ当てはまったら重症なんだけど。週一でパワーヨガやってるし、実家住まいなので食生活に関してはバランスよく食べてるし、ほとんど甘いもの食べないし飲まないしそこそこの自信がありますが、酒がなぁ・・・・・・。年々酒量が増えてるからなぁ・・・・・・。主人公の片瀬さんほどは飲んでないと思うんだけど、基本毎日、年間360日は飲んでるもんな。怖いよー。でもだからと言って簡単に量を減らせるってもんでもないんですよこれが。
適度な読みやすさ、適度な脅かしっぷり、適度なリアリティで、本気の闘病モノよりもむしろ心に残るというか、まぁ闘病モノというわけではないのでしょうが、時折思い出して怖くなって自分を戒める、そんな存在になりそうな本。