『夜王〜YAOH〜』第10話・遼介VS聖也!歌舞伎町、全面戦争

「聖也さん、僕の身体を買ってください!」
ウギャー、なんじゃそりゃー。僕を買ってくださいでいいじゃねーか。何故そこで「身体」を強調するんだ光ちゃん!そういう意味でないとは思うが、よからぬ想像をしてしまうではないかー。病気の母親の手術代を稼ぐため、己の肉体を犠牲にする光ちゃん。ウヒョーイ!ベッタベタですが、光ちゃんにそんな過去があったなんて。そして屋上で泣き崩れる光ちゃんってばカワエエ!!むしろ光ちゃんが主人公の物語に興味があるんですけどー。

それから、聖也さんと修さんのツーショットがめちゃめちゃカッコよかった。修さんは聖也さんに対してタメ口なのね。一匹狼な修さんのポテンシャルというか価値みたいなものを、聖也さんはちゃんと認めてるんだろうなぁという、対等でありある意味いい関係なんだなということが伝わってきた。光ちゃんと聖也さんの関係もそうだし、蓮と聖也さんの関係もそうだし、対遼介以外の、もっと他のホスト同士の関係性というか絡みも見たかったな。

蓮や大河の言うことに聞き耳持たない聖也さんは、ついに孤立してしまいました。店の入り口で所在なさげに佇む聖也さん。そんな聖也さん見たくねーと思いつつもちょっとカワイく思ったりもして。そして今回の聖也さんの最大の見せ場はヒロミさんに対して放った
「どこまでだったら許してくれる?」
この一言ですよ。魂抜かれるっつーの。聖也さんがナンバーワンに上り詰めたテクを垣間見た気分。いくら酷い仕打ちをされたとしても、あの瞬間ヒロミさんは「やっぱり聖也から離れられない!」と思ったに違いない。ヒロミさんの自宅前にゴージャスな薔薇の花束を送ったのは、蓮?それとも聖也さんなのか?