『宇宙戦隊 キュウレンジャー』Space.11「宇宙を救う3つのキュータマ」

どうやらラッキーがラッキー馬鹿になったのには理由があるようなので次回描かれるであろうラッキーの過去話を見てみないとなんとも言えないところではありますが、もしかしてラッキーって11人のなかで一番メンタル弱いんじゃね?。
天性の幸運ではなくなんでもかんでも「ラッキー」だと自らに言い聞かせることでここまで生きてきた的な、なんなら「幸運」を失ったら死ぬしかないぐらいの言うなれば自分で自分に掛けた『呪い』みたいなものなのではないかと予想するけど(それはそれでなんていうか・・・なんか痛々しくない?。たった一人だけ生き残ってしまったことをアンラッキーだと考えるかラッキーと考えるかってな話になるんだとして、その痛々しさがラッキーの新たな魅力というか、キャラクターに深みをもたせることになるといいなとは思うけど)、占いで今日の運勢が一番悪いと言われたことを冗談ではなくかなり本気で引きずった挙句単独戦闘ってちょっと面倒くさすぎる。とめざましテレビの占いで圧倒的に「ごめんなさ〜い 今日一番悪い星座は」に続くことが多い射手座のわたしは思います。
それはそうとして、司令も普通にルーレットで選ばれたら出動するんですね・・・まぁ戦力的にはむしろ毎回出ろよってなもんですが、いちおう『司令』なのにね・・・・・・(販促目的で出動させたいのはわかるけど、頭数は足りてるのに(出動したいヤツは他にもいるのに)司令官という仮にもトップの座にある者がホイホイ現場に出向くことに対し劇中で何らかの説明は欲しいです)。
そしてラッキーが負けたことに対しああも嘆くガルさんはもう完全にラッキーの犬ということでいいですよね。

『リバース』第2話

あーやっぱ深瀬クズだわー。自分が酒を呑めないことで悪くなった空気をよくするために広沢が苦手な酒を呑んでくれたという意識はあるだろうに、自己保身が働いたのか同行しようとする素振り一切なく広沢を一人で迎えに行かせるとか、広沢の遺体が発見され、“親友として”両親に広沢がどれだけ美味しいものを腹いっぱい食べたかを語りながらも酒を呑んだことは言わないとか、なによりこの流れで恋人に対し「後悔してるけど人殺し呼ばわりされるほどの覚えはない」とか本気で言っちゃうところ、言えちゃうナチュラルクズっぷり。
あの空気の中+立場的なこともあって「行かない」とは言えなかった心情は理解も共感もできなくはないもののそれでも自ら飲酒運転することを選んだ広沢含め村井も谷腹も浅見もそれぞれ人間性に難があるんだけど、常に受け身でオドオドしてるくせに、普段見えないものの時折顔を出す深瀬の“本性”が一番クズに見えるのはやはり藤原竜也ならではである。
そして武田鉄矢に無理やり助手席に乗り込まれて「乗らないでえぇええええええぇぇぇl!」と絶妙な声音での叫び。藤原竜也が新しい引き出しを開ける瞬間を目撃できた。
ただのジャーナリストではなく広沢の件で圧力かけられたことで辞職せざるを得なかった元刑事というれっきとした“関係者”だとわかったことで、武田鉄矢の存在が、この人物がどう動くかがドラマの鍵となりそうな感じになってきたけど(でもドラマオリキャラである鉄矢の役にも湊かなえの意向が反映されているのだとしたら、「圧力」のせいで閑職に追いやられたと思い込んでいるものの実はただ単に通常の人事異動の一環だった、つまり自分が無能だっただけ、とう身も蓋もないオチが待ってる可能性は否定できないけど)、この先どんな展開になろうがこのことだけでこのドラマには価値がある。
あと焼肉食べながらキャッキャする市原隼人小池徹平はWATER BOYSシリーズ好きとして胸を熱くせずにはいられない(ちょっと前まで険悪ムードだったのに肉を前にするとテンション上がって楽しくなっちゃうバカ男子っぷりが可愛いのなんのって)(ていうかこの焼肉シーンをほんとうの昼食にすべく4人ともお昼ごはん我慢したとかリアルにアホ可愛すぎてw)。

『100万円の女たち』第2話

福島リラ演じる白川美波の仕事が明らかになったことと、新木優子演じる開菜々果の口から「慎くんにベストセラーを書かせる」という目的が明かされたものの、まだまだ謎しかなく、それでもやっぱり面白い。本格登場したわたしのお目当て中村倫也くんと池田鉄洋さん関係なく面白いわこれ。
繰り返すけど今のところ謎しかないからどこがどう面白いとか全然言えないんだけど、なんだかわかんないけど面白い、というかこのドラマたぶんすごく好き。

『女囚セブン』

いやいやなんでこれゴーリキさんを芸妓設定にしたよ?(笑)。
殺人の罪を着せられた主人公が真犯人というかその背後にあるであろう“権力”を暴くべく罪を認め刑務所に入るという設定はいいとして、その設定に芸妓(京都弁)である必要性をわたしは見出せません(笑)。
芸妓という立場を利用して、芸妓であるからこそ政界や財界の要人たちのオフレコ会話を録音できたし、それゆえに殺された(んだよね?)というのはむしろ納得しかないわけで、であればその罪を被らされることになるゴーリキさんもまた同じ芸妓で当然と言っていいのでしょうが、誰得だよという思いが否めなくてですね(笑)。
ゴーリキさんの自分に罪を着せた者、権力に対する復讐が本筋だとして、まずは毎回問題ありまくりの同房の女囚たちひとりひとりの「真意」を見抜き京都弁で啖呵説教ってな構成になりそうですが(あ、あと情報屋・安達祐実にゴーリキさんの情報収集を命じてた“刑務所のボス”らしき人物のこともあるね)、初回の安達祐実を筆頭に木野花山口紗弥加平岩紙となかなか手堅いメンツが揃ってるし、西荻弓絵脚本であることだし誰がどう見ても黒幕は当然高嶋弟・・・・・・と思わせといて実は梶芽衣子で、最終回はゴーリキさんVS元祖女囚・梶芽衣子!という狂喜乱舞な展開に期待しつつ、B級ネタドラマ好きとしてこれは楽しみ!。