『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』#28「誕生日も戦いで」

前回のレオタードと今回の透真のギャップたるや・・・っ!!(笑)。
初美花の誕生日にパパがジュレを訪ねてきて魁利を彼氏と間違えてひと騒動!ってな話のなかで、魁利とパパさんの話だけでなく母親の理解を描く一方で(絵馬って奉納するから意味があるんだろうに「初美花が早く帰って来ますように」って書いたものを初美花本人に誕プレとして渡すとかさすがドジっ子パパさんw)、初美花と透真の距離を縮め、かつ透真が婚約者の親から「お前のせいだ」と責められた過去を持つというちょっとした掘り下げもなされてて、さらにルパン側のストーリーでありながらもパト側にはノエルに対する疑念を植え付けると、やっぱりこういうところ香村さんは上手いなーと思う一方で、今回のギャングラーの能力である“煙で人を老化させる”っての、こんな面白そうな能力をルパンにもパトにも(パパさんにも)使わないだなんて勿体ないなーと思ってしまった。今回のメインは新ビークルを出すための地面や壁のなかを水の中のように泳ぎ回れるというルパンコレクションの力のほうであることは解るけど、だったらこのアイディアをここで使わなくてもよかったのになーと。
ギャングラーの能力とルパンコレクションの能力という二つの「力」があるせいか、これまでも敵の特殊能力を話のなかで活かしてるとは言い難かったけど、新ビークルのための敵の力であるわりには壁も貫通する矢とか(追尾性能付きだと思ったのにそうじゃなかったよね?)マジックとか、イマイチばしっと嵌らない感じがするのがもどかしい・・・と今回は特にそう思った。
あ、でも老化させる能力の持ち主だからって「アイツきらーい!」と言い、ドグラニオ様にいつもよりもウキウキ気味で「もう一度チャンスをやれ」と言われても「えぇ〜」とブー垂れイヤイヤ巨大化させるゴーシュは可愛かった(笑)。ドグラニオ様はこれゴーシュがイヤがってるのを楽しんでるところあったわよねw。なんかエロいw。
そうそう、この流れで思い出したけど、魁利の「女友達の父親から嫌われるタイプだから」ってな発言もなかなかすごくない?。親を介せず友達付き合いができるのが今の世の中なのに、この言い方だと「女友達の父親」に会わされたことが少なからずある、ってことだよねえ?。
わたし当初は魁利役の伊藤あさひくんのビジュアルって全くソソられないなーと思ってたんだけど、ここんところなんだかやけにカッコよく見える瞬間が増えてきてて、そこへきてのこの台詞だったんで妙に説得力を感じてしまったわ。
でも食べちゃったプリンの空き容器を冷蔵庫に戻すのは意味わかんねえw。とりあえず元通り戻しておけばバレないとでも思ったのかよw。