『崖っぷちホテル!』第6話

告発文(暴力事件)についての誤解は解けたけど、ていうか送り主がでんでんだというところから誤解だったわけだけど、時貞がホテルの金を横領してることについては状況になんら変化がないとか。ロクに働いてないように見えた男が実はホテルのことを思ってるし客のことを(客に喜んでもらえることを)考えるのが趣味であると、(人間的に)クズだと思われていたけどそうではなかったってことで、それについてはどうでもいいけど横領が事実であるならやっぱりクズなわけで。今回の話の流れからして横領した金は私的に使ったのではなく全てホテルのためだったとかそんな「なーんだ」ってなオチが待ってそうだけど(それでも帳簿をごまかして裏金作った罪はあるけど)、だったら今回まとめてやっちゃえばいいのに。
あとまぁこれはほんとにどうでもいいことなんだけど、どんな親子関係なんだかしらんけど二十歳の誕生日に父親と二人でホテルに泊まるのはさすがにイヤだろと。食事だけならいいけど宿泊はないわー。時貞(ホテル側)の話として必要なのは「屋根裏部屋で酒盛りしたあとひとり見上げた月明かりが綺麗だった思い出」だけであってでんでん親子の事情とか関係性まで掘り下げる必要はないのだとしても、友達が誕生日パーティしてくれるというのにイヤイヤだとしても父親に従う理由として母親がこの場にいないことを絡めるとかさ、日本酒か鯖にもうひとつ思い出(小話)をくっつけるとかさ、もうちょい深みをもたせてくれたらホッコリ度が増すと思うんだけどな。
それから、コネ入社の新人が加わったことでそれまでは部署ごとにヤイヤイしてただけだったものが横の繋がりが出来てテンポも良くなったとは思うんだけど、この清掃係のキャラが好みじゃなくてなぁ・・・。ホテルの仕事がしたくて入社したくせに、「性分なんで」っつって仕事ほったらかして調査という名の私欲を優先するとかイラっとするのよね・・・。