『ごめん、愛してる』

世の中には頭のなかに銃弾埋まってる人結構いるんだなーってのはソレとして、長瀬はなにをやっても(どれほど陳腐でつまらなそうな話でも)とことんカッコいいということを証明した初回であった。それは長瀬がカッコいい以外になにもないドラマであるという証明でもあるんだけど。
これ、施設育ちで裏社会に入った男が命がけで兄貴を守った結果余命わずかとなり解雇され、行くところがないからと育った施設に戻ったらかつて妹のように思っていた女が知能はその頃のままなのに子供を生んで育ててるってんで残りの人生を二人のために使おうとするってな話でいいんじゃないかなぁ?。そこに産みの母親の存在を絡ませるのもいいとして、ピアニストとかその世話をする女とか、そこいらへんいらなくねーか?。
まぁ余命わずかなアウトローと知的障害を持つ子持ち女の話なんてこの枠でこの季節に見たいか?と言われたらぜんぜん見たくないんだけど、でも「この長瀬智也」と「この池脇千鶴」ならばそのぜんぜん見たくない話でも見てしまいそうななにか・・・色気なのかなぁ?・・・適当な表現がみつからないけど、魚(マジでさかなって名前なの?)含めこのパートの雰囲気は悪くないどころか見応えのあるドラマになりそうな可能性を感じるのに対し、海外で荷物ひったくられてそこにいた警察に訴えるも言葉が通じなくてパニックになってるところへ通り掛かった日本人が話しかけてくれましたってところまではいいとしてそのあとその初対面の男を「おっちゃん」呼びして正体なくすまで食って呑んでってあらゆる意味で常識なさすぎるヒロインとか心底どうでもいいんだけど。種違いなのか同じ両親から血を分けた弟なのかわかんなかったけど、どうせ死ぬんだからと心臓を弟にあげるってなことになるとして、そのために母親と弟との間でいろいろあるのはわかるけどそこにこの女が絡む必要ありますか?としか思えない。好きな女のために、愛する女の願いを叶えるために命を捧げる長瀬智也とか絶対カッコいいに決まってるんだけどさ、それがこの女相手だと思うとテンションあがらんよね・・・。
あー長瀬は見たいのに話に耐えられそうな気がしねー。
ていうか韓国パートのところ神谷さんが副音声で吹き替えやってただなんて知らなかった・・・・・・死にたい・・・・・・・・・(うちのレコはDRモードでないと副音声が録画されません)。