『弱くても勝てます』第1話

あー・・・・・・これちょっと・・・期待外れかなぁ・・・・・・・・・。
話の内容とか設定とかそういうの抜きにして、各事務所一押しと言っても過言ではない若手キャストをこれだけずらりと揃えておきながらキラキラ感皆無ってそりゃねーだろと。
元からそんなに覇気があるわけでもないし熱血でもないし、“そういう子たち”なんですって言うかもだけど、そういう話じゃないのよ。わたしが言うキラキラ感ってのはキャラ(設定)の話じゃなくって、『チーム』としてお前らみんな可愛いぞ!!と思わせてくれるだろうキラキラ感が全くないってどういうことですか?ってな話なの。
キャストの揃いっぷりでいったらアスコーマーチと張るぐらいだとわたしは思うのだけど(例として挙げようと思ってブレイク前の若手イケメンわらわらドラマと言えば・・・って思い返したら最初に浮かんできたってだけで特にアスコーと比較しようと思ってるわけではないです)、その点アスコーは初回からキラキラだったわよ!!
・・・・・・・・・って書こうと思って念のため自分の感想確認したら文句しか書いてなかったというwww。
いやでも、あっちはハーレムドラマこっちは監督が主役の野球ドラマ(なのか?)だからそもそもの作りが違うことを差し引いても、それでもちゃんとそれぞれについて語れるぐらいの“何か”は最初からあった。あったのよ!!。
はっきり言ってこの子らが勝てるかどうかはどうだっていんだ。ドラマ的にはそこが肝なんだろうけどわたし的には勝てなくたって構わない。わたしにとっては部員たちにいかに愛情を抱けるか、重要なのはそこだから。
でも初回を見る限りではこれそういう感じじゃないのかなぁ・・・・・・と。生徒たちは主役の言ってしまえば「屁理屈」を実現するための駒でしかないのかなぁ・・・・・・・・・と。
ていうかそういう意味では「進学校」が「強豪校」に勝つためにアレコレ模索し努力する話なんだろうに、肝心の「進学校」要素がほとんど見えないよね。
1年前野球でボコボコにされた→部活にこなくなった→家出して友達のとこ泊まり歩いてる→戻ってこいよ→戻ってきました→でもやっぱりボコボコに→でも今度はみんなで力を合わせてアウトとったよ
このどこに「進学校」要素があるというのか。これが初回のメイン生徒の話だもん。生徒ひとりひとりを描くつもりないんだろうなーとしか思えない。
ほとんどの生徒が東大を目指しているような環境で人数すら足りてないのにそれでも勉強時間を削ってでも野球をやりたいと思う熱意が感じられないもんね。野球を「好きだ」って気持ちが伝わってこない。福士くんが「野球は得意です」という独自の理論で気持ちを語ってはいたけど、台詞でしかないんだよな。これこの手のドラマでは致命的だと思うんだけど・・・。
まぁそれを言うなら誰一人として「賢い」ようには見えないんだけどw。
でもそんな中、“くすぶってる奴ら”をスカウトするのは良かった。超短距離向きの間宮くんの気持ちを掴むのはそれなりに頭の良さを感じさせるやり口だったし、なによりも奏多くんのキャラが(笑)、とりあえず初回は奏多くんの一人勝ちと言っても過言ではないだろう(笑)。
もうエア指揮者の時点で残念すぎんだけどw、目立ちたいからピッチャーを志願し、誰でもいいから交代しろと言われ
「大丈夫・・・まだやれます(キリッ)」
って超キメ顔キメ声www
挙句
「監督、もうこのあたりで結構です」
ってwwwww。結構ですじゃねーよ馬鹿w。
ここニノの冷静な返しと合わせて唯一合格点あげられるシーンだったわー。まさか奏多くんがこんなキャラだとは思わなかったw。
あ、あと間宮くんをスカウトするシーンで山崎賢人くんが何か思うところがありそうな顔してて、そしたら入部について渋ってたからとりあえずキター!!ってなったんだけど、ちゃんとここは展開してくれるんでしょうね!?。水沢→木山の奇跡とまでは言いません!でも何か!この二人の間で何かがあるって信じてるんだからっ!。
まぁそんな感じの初回でしたが、ベンチスタートのストーカーどーりせんぱいに活躍の場は与えられ・・・・・・ます・・・・・・・・・か・・・・・・?(おそるおそる)。